運命の桃花~宸汐縁~第41話 突然の災難

第41話 突然の災難運命の桃花

運命の桃花 第41話 あらすじ

檮杌とうこつを倒した雲風うんほうは傷を負い、青瑶せいようから愛の告白を受けようと傷を利用し青瑶を激怒させた。天君は雲風と玉梨の縁談を取り消した。もくはごろつきに襲われ売られそうになったところを九宸に助けられた。九宸は人間に仙力を使い、仙力の跳ね返りを受けた。景休けいきゅう宝青ほうせいを救うため、単身天息宮てんそくきゅうに向かった。

銀座の行列店「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」公式オンラインショップ【俺のEC】



運命の桃花 第41話 登場人物

人間界に転生した霊汐。生家を出て、桃花小築で九宸と暮らしている。
九宸天族の戦神。神尊。黙に許嫁の宋子玉だと勘違いされているが、訂正していない。
景休山霊界の国師だった。
雲風九宸の弟弟子の上神。
青瑶霊汐の姉弟子。
玉梨薬王の娘。
宝青山霊界の国主・翎月の養女。
孫医師黙が働く薬舗の医師。
関おばさん薬舗で働く親切な(おせっかいな?)女性。
元瞳落ちぶれた元家の当主。悪いことをたくさんした。

運命の桃花 第41話 詳しいあらすじ【ネタバレ有】

雲風うんほう檮杌とうこつを見つけ出し、連れてきた天兵と共に戦った。
檮杌とうこつは次々と天兵を倒し、雲風うんほうも傷を負った。

青瑶せいようが飛んできて、檮杌とうこつに向かって薬を撒くと、檮杌とうこつの動きが止まった。

青瑶を追って陰から様子を見ていた元瞳げんどうが、檮杌とうこつに仙術を送ると、檮杌とうこつは動きはじめた。

檮杌とうこつは青瑶に襲い掛かり、雲風は青瑶を守るため檮杌とうこつに向かって行った。
雲風は檮杌とうこつの尾を斬り剣を胸に突き刺したが、自身も檮杌とうこつの体当たりを受け吹き飛んだ。

雲風は深手を負い、天幕に担ぎ込まれ青瑶せいようの治療を受けることになった。

「上神、しっかりなされ、急いで手当を」

青瑶と共に雲風うんほうを連れてきた百扇ひゃくせん雲風うんほうに声をかけた。

「無駄だ。精気は尽き脈も途切れた。私は死ぬ」
雲風は青瑶に向かって真っ白な顔で言った。

「医官の私なら救えます。早く横になって」

青瑶せいよう、死は誰にでも訪れる。私たち神仙でも死なない者はいない。青瑶せいよう、私は早くに両親を亡くしたゆえ師匠とあに弟子に守られて数万年を生きてきた。だがその日々は寂しいものだった。淡々と生きていた。だがそなたに出会ってから変わった。そなたに憎まれようと運命に感謝していた。死は怖くないが、そなたを独りにするのが怖い。そなたはいつも強がってばかりだが、私が死ねば誰が守れる?」

雲風は青瑶の手を握った。

「しっかりして」
青瑶は瞳を潤ませ雲風を見つめた。

百扇ひゃくせんは2人を見守っている。

「死ぬ前に1つだけ聞かせてくれ。わずかでも私を好いていたか?」

「行きましょう。薬王なら治せる」
青瑶は涙をのみ込み、雲風を連れて行こうとしている。

「無理だ」

「青瑶医官の言うとおりですぞ。急いで天宮へ戻り薬王に診てもらうのです。上神ともあろう方が檮杌とうこつに殺されるわけがない。古傷の痛みがぶり返したのやも」

百扇ひゃくせんが言うと、青瑶は百扇の方を見た。

「それより早く教えてくれ。私を好いていたか?」

青瑶は雲風うんほうに疑惑の目を向け、手をひねり上げた。

「痛い…」
雲風は情けない声を出した。

「死にかけのくせに、まだ痛むと?」
「今ので回復した。青瑶せいよう、乱暴はよせ。いいな?」

「死にかけなら、ひと思いに殺してあげる」

青瑶は雲風を仙術で殴り、天幕から出て行った。
百扇ひゃくせん雲風うんほうを助け起こした。

青瑶せいよう、待ってくれ」
雲風は青瑶の後を追って行った。

元瞳は天幕の外で話を聞いていた。

人間界のもくは、そん医師に見守られながら患者の診察をしていた。

もくは処方を書いて、そん医師に確認を求めた。

「なぜに、この処方を?」
孫医師は黙に質問した。

「舌が赤みを帯び、脈は少し速いです。動悸と不眠の症状があり気血の不足が見られます。体を温める薬で気血を補うのがいいかと。麦門冬ばくもんどうは気を養い、甘草かんぞうしんの臓を守る。阿膠あきょうは滋養になり、桂枝けいしは体を温める。木香もっこうは消化をよくし、丹参たんじん瘀血おけつを除き血流を整える。初めて処方するので慎重に考えましたが、どうですか?」

「命は尊いゆえ慎重であるべきだ。選んだ6つの薬材でそなたの腕前が分かる。もく。よくやった」
そん医師はもくを褒め、もくの処方どおりに調薬するよう弟子に命じた。

九宸きゅうしん桃花小築とうかしょうちくで修養中。

檮杌とうこつと戦い気を損なった。女媧石じょかせきを失っている今、何としてもこの火精かせいで命を保たねば。霊汐れいせきごうを終えるまではみだりに戦えない』

九宸が考えていると、もくが帰って来た。

黙黙もくもく、おかえり」
九宸は迎えに出た。

「宋さん、今日は元気そう」
「よくなった」

もくの籠の中には、荷物が入っているが、布で覆われ中身が分からない。

「それは?」
九宸はもくに尋ねた。

「別に。ただの野菜よ。食事の用意を」
もくは台所に向かった。

もくは買ってきた布地で、九宸の衣を仕立てていた。
採寸した時のことを思い出したもくは、落ち着かない気分になった。

翌朝、もくは九宸が気になるものの直視できず、うつむいたまま食事していた。

九宸はもくの態度に気づきながらも、いつもどおり接した。

「夜更かしをしていたが、部屋で何を?」
「何でもない」
「店まで送ろう」
「いいの。体がよくなるまで家でゆっくりと休んで。勤めに行ってくる」

もくは慌ただしく朝食を済ませ、出かけで行った。

もくが門から出ると、朱自在しゅじざい包鎖柱ほうさくちゅうが待っていた。

「奥方、ごきげんよう」
「“奥方”はやめて」
「そうですか。これは弟子に買ってこさせた朝餉です。豆乳に焼餅シャオビン
「もう食べたわ」
「食べた?」

「お前がのろのろとしていたからだ」
朱自在しゅじざいは小声で包鎖柱ほうさくちゅうを叱った。

「先に稼がないと買えないでしょう?」
包鎖柱ほうさくちゅうは小声で反論した。

「薬舗までお送りします」
「いいの。大丈夫よ」
もくは出かけて行った。

「師匠のお世話は私どもにお任せを」
朱自在しゅじざいもくの背中に叫んだ。

九宸はもくの部屋に入り、作りかけの男物の衣があるのをみつけ手に取って見ていた。
すると鬼藤きとうのつるが伸びてきた。景休がもくに預けた鉢だ。

九宸はもくの部屋から出た。

百扇ひゃくせんは天宮に戻り。雲風うんほう青瑶せいようのことを天君に報告していた。

雲風うんほう青瑶せいようが怪しいと?」
天君は百扇に確認した。

「そうです。先日上神は身を挺して青瑶医官を守りました」

「それで雲風は?」
「先日は軽傷でしたが、今は傷ついておられるやも」

「どういう意味だ」
「上神が瀕死を装いだまそうとしたのですが、青瑶医官はそれを見破り激怒したのです」

「ならば私は縁談を誤ったのであろうか?」
「それは…。私の口からはなんとも」

百扇ひゃくせん、青瑶を呼んでまいれ」
「はい、今すぐに」
百扇ひゃくせんは出かけて行った。

雲風は仕事中の青瑶に会いに行った。

青瑶せいよう、あれは冗談だった」
「出て行って」

青瑶が大声で叫ぶと、雲風うんほうは吹き飛ばされた。

薬王洞にいた人々は、急に雲風うんほうが飛んできて騒然としている。
雲風はとっさに宙を舞い、体裁を整えた。

「上神ったらすごい離れ業ですね。見事に宙を飛びました」
玉梨ぎょくり雲風うんほうをからかった。

「上神、青瑶医官は激怒しており避けたほうが無難です」
開陽かいようは雲風に助言した。

「私は尊き上神である。恐れるものか」
雲風は再び青瑶せいようの部屋に向かった。

「外には大勢の者がいる。私の面子メンツも考えてくれ」
雲風は小声で青瑶に頼んだ。

「にらむなよ。冗談のつもりだった。私を好いているか知りたかったのだ」

「うぬぼれないで。下品な冗談だわ」
青瑶は怒っている。

「そうだな」
雲風は青瑶の剣幕に圧倒されている。

「笑える?」
「全然」
「本当に?」

雲風がたじたじになっていると、百扇ひゃくせん青瑶せいようを訪ねてきた。

「青瑶医官、天君がお呼びだ」
「はい。今すぐに」
青瑶は部屋から出て行く。

「ここで待っている」
雲風は青瑶に言った。

「居座る気なら脚を折ります」
青瑶は出かけて行った。

雲風は青瑶の部屋で腰を下ろした。

「上神、眼福でした」
開陽は雲風うんほうに言った。

「驚きだわ。檮杌とうこつに勝ったくせに青瑶には一撃で倒された。奇跡のようね。早く逃げないと脚を折られますよ」
玉梨ぎょくりも開陽と部屋に入ってきた。

「もし折られたら、正々堂々と居座れる」
雲風は微笑んだ。

「面の皮が厚いな」
開陽は感嘆の声を上げた。

青瑶は凌霄殿りょうしょうでんで、天君に拝謁した。

「青瑶、雲風うんほうと手を携えて檮杌とうこつを成敗したと聞いたぞ。よくやった」

「お褒めに感謝しますが、私は居合わせただけです」

「そなたと雲風に褒美を与えようと思っている。望みはあるか?」

「特にございません」
「本当にないのか?では、そなたに聞きたい」
「何なりと」

「そなたは雲風と親しく、玉梨ぎょくりいもうと弟子だ。どちらの気性も心得ている。そこで聞くが、2人の縁談をいかに思う」

青瑶は天君を見つめ、視線を落とした。

景休けいきゅう宝青ほうせいを診察した。

「国師、公主のご容態は?」
赤鷩せきべつは景休に尋ねた。

命珠めいじゅが傷つき、体内の傷もひどく重い」
「どうすれば?」

宝青ほうせいは苦しげに目を覚まし、景休けいきゅうがいるのを見て微笑み手を伸ばした。

「ここだ」
景休は宝青の手を握った。

「痛いわ。景休さん。私は死ぬの?」
「ばかを言うな。気を強く持て」

「景休さん」
宝青は意識を失った。

「しっかりしろ」

景休は自分の命珠めいじゅを使い、宝青ほうせいを治療した。

「まだお体が癒えぬのに、己の命珠で治療するなどあまりに危険です」
赤鷩せきべつは苦言を言った。

山霊さんれい族の修為しゅういは命珠の中にあるが、宝青の命珠は壊れかけている。もしも壊れたら死あるのみ。だが私の命珠では治せない」

「何か手立ては?」
天息宮てんそくきゅうにある続霊丹しょくれいたんが必要だ」

黒蚩こくしめいじます」
「無理だ。黒蚩こくしでは見つけられない。それにもう時がない。私が行く」

「なりません。天息宮てんそくきゅう仲昊ちゅうこうが占拠し、守りも厳重です。もし見つかれば…」
赤鷩せきべつはひざまずいた。

「案ずるな。私ならば何があっても抜け出せる」

「しかし…」
「ここにいろ」

景休は宝青ほうせい赤鷩せきべつに託し、天息宮てんそくきゅうに向かった。

薬舗には、街の嫌われ者・徐海じょかいが舎弟を連れて傷の治療を受けに来ていた。

「ろくでなしの徐海を診てやるなんて。ごろつきですよ」
かんおばさんはそん医師に苦言を言った。

「悪人とて患者なのだ」
そん医師は薬を処方した。

徐海が薬を待つ間、もくは茶を持って行った。

徐海は美しいもくに目をつけ、もくにからんだ。

かんおばさんはもくを奥に連れて行き、そん医師は徐海に薬を渡すと追い出した。

帰り道、もくの後を徐海たちがつけてきていた。

「兄貴、調べによると よそ者で、街に親戚もいません。あんな上玉を南陽なんように運んで売ればこれ・・くらい稼げます」

弟分は手をひらひらさせて徐海に言った。
徐海はもくを見てニヤリと笑った。

もくは徐海一味にさらわれた。

包鎖柱ほうさくちゅうは街に買い物に来ていて、もくの姿を見た。

もくの通った場所を包鎖柱ほうさくちゅうが通ると、もくの買った荷物が落ちていた。

包鎖柱ほうさくちゅうは拾った荷物を持って朱自在しゅじざいの所に帰り、見たことを話した。

朱自在しゅじざいもくが街で姿を消したことを九宸に伝えた。

九宸はすぐに黙を捜しに行った。

徐海らは、夜の桟橋で船が来るのを待っていた。
もくは眠らされている。

「ちゃんと老三ろうさんに伝えたか?…まだ船が来ない。遅すぎる」
徐海は弟分に文句を言った。

「親父が寝てからこっそり船を出すと。もうすぐですよ。飲んで待ちましょう」

もくが目を覚ますと両手が縛られていた。

「誰なの。…何のつもり」
もくは声を出した。

「俺を忘れたか?昼間に会っただろ?薬舗の客だよ」
徐海の言葉で、もくは徐海のことを思い出した。

「何をするの」

「別に悪さはしないさ。べっぴんが苦労するのを見ているのはつらくてな。毎日あんな薬舗で下働きをして、いくら稼げる?だからさ、哀れなあんたをいい所へ連れていってやる。…着飾ってたらふく食い、銭も稼げる。どうだ?」

徐海は言った。

「行かないわ。帰して。放して。やめて」
もくは大声を出した。

突然風が吹き、九宸が現れた。

「宋さん、助けて。…早く助けて」

九宸は徐海を弾き飛ばした。

徐海の弟分は加勢しようと、押さえつけていたもくを叩きつけ九宸きゅうしんに向かって行った。

九宸は徐海と弟分を凍らせた。

もくは見届けると、意識を失った。

九宸はもくを抱いて連れ帰った。

『仙力で人間を攻撃したり、運命を変えたりしてはなりません。己の身に跳ね返ります』
司命の忠告が九宸の脳裏に響いた。

九宸は気絶したままのもくを寝台に寝かせ、手当てをした。

「すまなかった」
九宸は眠っているもくに言った。

「やめて。放して」
もくはうなされはじめたが、目を覚ました。

黙黙もくもく
九宸はもくに声をかけた。

「宋さん」
「そうだ。どうした」
もくは深刻な表情をしている。

「あなたは人間なの?」
「幽霊だとでも?」

「どこの誰なの」
「私が誰でもそなたを傷つけはしない。黙黙もくもく、今日のことは悪かった。私がうかつだった」

「あなたは関係ない」
「ゆっくり休め」

九宸は立ち上がった。

「宋さん。私たち、本当に知り合いだった?本当にあなたなの?」

「そうだ。ずっと前からの知り合いだ。今日は中秋節だ。故郷には風習がある」

九宸はもくの寝台に座った。

「男は女子おなごに贈り物をし、相手の幸せを祈る。慌ただしくて贈り物はないが、そなたが一生幸せであるよう祈ろう」

九宸はもくに口付けをし、部屋から出た。

部屋に帰った九宸は、苦しそうに胸を押さえた。

朱自在と包鎖柱ほうさくちゅう桃花小築とうかしょうちくの庭にいる。

「桃の花の香りがしますね」
包鎖柱ほうさくちゅう朱自在しゅじざいに声をかけた。

「こんな季節に桃の花が咲くものか」
朱自在は言った。

しかし確かに桃の花の香が漂ってくる。
2人は庭の桃の木に花が咲いているのに気づいた。

「仙師が住まう家ならば、奇跡が起こってもおかしくない」
朱自在しゅじざいは深呼吸をした。

雲風は桃林とうりんに帰った青瑶に付きまとっていた。

「まだ認めぬ気か。天君はそなたと会った直後縁談を取り消された。“他者の幸福を邪魔するな”という言葉がある。なぜ私の縁談を邪魔した?」

「惜しいのですか?ならば天君に願い出れば?」
青瑶が言うと、雲風うんほうは笑った。

「尻尾を出した。嫉妬したんだろ?」

青瑶は雲風を睨み付けた。

「乱暴はやめよ」
雲風は身構えた。

「上神が下品な策を弄して反省もしないのですか」

「私は心からそなたを娶りたいだけだ。そのためなら反省しない」

青瑶は雲風に背を向け歩き去ろうとしている。
雲風は青瑶の手を掴んだ。

「離して」
「嫌だ。離さない。天君も私たちの仲を暗に認めたのだ」

青瑶は手を振り上げた。

「ぶてばいい。心が痛んでもいいなら私をぶて。檮杌とうこつのようにな。檮杌とうこつは私らの橋渡しだ。今後、節句のたび鎖妖塔さようとうへ行き食い物を与え夫婦で感謝してやろう」

青瑶は雲風うんほうを家から投げ出した。

雲風が転がり出た先には九宸がいた。

「九宸さん?」
「何の真似だ」

青瑶せいようと手合わせを」
「お前と戦うほど青瑶医官は強かったか?」
「修練の成果です」

「神尊」
青瑶は家から出てきて、九宸にあいさつした。

「そなたに用がある」
「中へどうぞ」
九宸と共に中に入ろうとする雲風うんほうに、青瑶せいようは冷たい視線を送った。

雲風は後ずさりをした。

元神げんしんを守り、命を永らえる薬ですが、しんの臓を失った神尊に効くかは分かりません。何があってもみだりに仙力を使ってはなりません。酷使して火精かせいが消えでもすれば、霊汐れいせきが戻ってきた時に悲しみます」

青瑶は九宸の前に薬瓶を置いた。

「分かっている」
「神尊は少しお変わりに」
「そなたこそ」
「私が?」
「仙力が強まった。上神である雲風うんほうを負かすくらいだ。修為しゅういも増えたのだな」
「おからかいに?」

青瑶は九宸に茶を注いだ。

霊汐れいせきは元気ですか?」
「案ずるなら見に行けばよい」
青瑶は首を横に振った。

「やめておきます。霊汐は3つのごうで苦しみます。その姿を見ながら救えないのはつらいのです。神尊はいかが?霊汐れいせきのそばにいて、心も体も傷つき死を迎える姿を目にして耐えられると?」

九宸は目をつむり考えた。

九宸が青瑶せいようの家から出てくると、雲風うんほうが待っていた。

山霊さんれい界を探る件は?」
「小仙どもを送り込み探らせています。ただし小仙は非力ゆえ、知らせに時を要するかと」

「覚えていたようだな」
あに弟子のめいを忘れるものですか」

九宸が帰ると、雲風うんほう青瑶せいようの家に入ろうとした。

しかし扉は開かず、雲風うんほうは扉の前で座り込んだ。

「ならば外にいるよ。青瑶せいよう?」
雲風は空を見上げた…。

大人が惚れる和食器通販「大人の焼き物」



感想

玉梨ぎょくりちゃんと雲風上神の縁談が破談になりました。
よかった(*’▽’)

青瑶さんが天君の問いかけにどう答えたのか…。
青瑶さんは雲風うんほうを好きだと天君に話したんでしょうか?
それとも淡々と玉梨の好きな人は~と述べたのでしょうか。
前者だったらいいなぁ。

神尊は女媧石じょかせきを失い檮杌とうこつと戦い体が弱っていましたが、さらに人間に仙術を使ってしまいました…。

「みだりに仙力を使ってはなりません」
青瑶さんは言いました。
( ゚Д゚)
景休さんと無駄な戦いをして、みだりに仙力つかってましたよ!!
告げ口したくなりました|д゚)

景休さんと言えば、植木鉢の世話をもくに頼んでいましたが、その植木鉢とは鬼藤きとうでした( *´艸`)
景休さん本体はいなくても、神尊を邪魔する気満々です。いいね。

黙は神尊をめちゃくちゃ意識し始めたようです。
前回の採寸が功を奏したのでしょう。

黙は徐海たちを凍らせるのを見て、神尊の正体を怪しみ始めました。
もっと早く気づこう。
神尊と宋おじさんが親子に見える?

運命の桃花~宸汐縁~ DVD-BOX3 [ チャン・チェン ]

価格:15,840円
(2021/4/21 14:54時点)

コメント

タイトルとURLをコピーしました