夢幻の桃花 三生三世枕上書 第8話 不吉な異変

第8話 不吉な異変夢幻の桃花

あらすじ

重霖ちょうりんからの報告で狐が消えたことを知った東華とうかは、狐を探しに出かけて行ったが…。

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第8話 登場人物

鳳九東華に恩返しするために侍女になったり狐になったりしていたが、東華への恋心を封印し青丘に戻ってきた。
東華最も高貴で最も長寿な神仙の1人。石から生まれ情のない人物と言われている。
重霖東華の側近。
折顔白家と仲の良い上神。医術に関しては右に出る者がいない。
阿離鳳九のいとこ。鳳九の叔母白浅と天族の皇太子夜華の息子。
緲落魔族の魔尊。暴虐の限りを尽くしたため東華により封印された。封印されていても話すことはできる。
聶初寅玄魔君。鳳九の毛皮を奪ったため、愛する毛皮を焼かれてしまった。緲落を開放するため動き始めた。
姫蘅魔族の公主。東華の腹心の部下の娘。閩酥のことが好き。
煦暘姫蘅の兄。魔君。
連宋天君の第三皇子。

あらすじ【ネタバレ有】

重霖ちょうりんは狐が消えたことを東華に報告した。
「しばらく太晨宮たいしんきゅうのことを頼む。お前も狐をしかと捜せ」
東華は狐を探しに出かけて行った。
配下の者にも山々で全身が赤毛の狐を捜索をさせた。

鳳九ほうきゅう折顔せつがんとともに、聶初寅じょうしょいんのところにケリを付けに来た。

鳳九は聶初寅に斬りかかった。

「毛皮は私に3年貸す約束だ。約束を破ったことを伝えに来たのか?」
聶初寅は言った。
「あなたは“修為(修練を積み得た仙力)の半分を貸す”と。でも修為しゅういは半日ももたなかった」

「半分貸すと言ったが、期間は約束したか?難癖をつけるとは東華に劣らぬ恥知らずだ」
聶初寅じょうしょいんは涼しい顔で答えた。

鳳九ほうきゅう聶初寅じょうしょいんは剣を交えた。
折顔せつがんも手助けし、鳳九ほうきゅうの剣が聶初寅じょうしょいんの動きを止めた。

「待ってくれ」
聶初寅じょうしょいんは降参した。

「神族はなんと卑劣なのだ。大勢で私を虐げる。まず折顔が来て、今度はお前だ」

「毛皮をだまし取ったあなたこそ卑劣よ」

鳳九は反論した。

「約束を破った分際で私の命まで奪う気か」

聶初寅は剣を捨て、「殺れ」と開き直った。

折顔は仙術で聶初寅を拘束した。

「鳳九を餌食にした分際でへ理屈までこねる気か。だがどうやら過ちを悟ったようだから勘弁してやろう」
「不服なら青丘に来て。相手になるわ」
鳳九ほうきゅう折顔せつがんは去っていった。

緲落びょうらくの仙術を会得し、鎖魂玉さこんぎょくさえ手に入れれば…」
聶初寅じょうしょいんは2人の去った後を睨み付けた。

青丘に帰った鳳九ほうきゅうはすっきりした顔をしているが、折顔せつがんは難しい表情を浮かべている。
聶初寅じょうしょいんが先日と違う仙術を使っていたからだ。

「うまい話には乗るな。面目なら取り戻せるよう助けてやれるが、内面は自分で充実させるしかない」
折顔せつがん鳳九ほうきゅうに助言した。

「私と白真はくしんは永遠にお前の後ろ盾だ。阿離を狐帝のもとへ行かせた」
折顔は、ご機嫌取りのうまい2人で狐帝に謝罪するよう促した。

狐帝は白止はくしといい、鳳九ほうきゅうの祖父だ。
数日の遊歴だと言って出かけた鳳九ほうきゅうが長い間帰らなかったので狐帝は怒っている。

「お前は青丘の姫だ。まだ帝位を継いでおらぬが行いは慎まねば」
狐帝は言った。

「おじい様 私の過ちです」

鳳九は反省を示した。

「たぶん迷子になってたんですよ。とてもかわいそう。こんなに痩せちゃって。もう叱らないでください」

阿離あり鳳九ほうきゅうの味方をしてくれた。

白止はくしは昔話を始めた。

かつて、緲落びょうらくが暴虐の限りを尽くしていたころ、鳳九ほうきゅうの母は身重の身体で出征し、危うく死にかけた。
東華が緲落びょうらくを封印し平和な世になり、青丘に鳳羽花ほううかを持つ子供が生まれた。

それが鳳九ほうきゅうだ。

鳳九ほうきゅうの誕生は吉兆であり、あらゆる神仙が鳳九ほうきゅうの誕生を祝いに来た。
鳳九ほうきゅうは蝶よ花よと大切に育てられ、狐帝自らが教育した。

「お前に何かあったら、母親や青丘は一体どうなる」
「申し訳ございません。今後は立派な青丘の姫になります」

鳳九ほうきゅうは神妙に言った。

「おじい様ご機嫌を直してったら」

阿離は狐帝に抱き着いた。

孫たちのしおらしい様子に折れ、狐帝は鳳九ほうきゅうを許した。

東華は現世・前世・来世も含め何かを探していた。
神仙達は何か宝を探しているのだろうと噂しあった。

その宝とは何か。

「婚儀の日に花嫁が消えたので、未来の妻を探しているのではないか?」
という者がいる。

「帝君は大切な霊狐を失い、人間界も探させたが手掛かりがなかったらしい。霊狐を探しているのではないか?」
という者がいる。

花嫁と狐、どちらを探しているのだろうか?比べるまでもない、花嫁だろう。
神仙達はそう結論付けた。

東華は現世・前世・来世のあらゆる場所を探している。
そこに阿離ありの手を引く鳳九ほうきゅうが映った。

逃げる姫蘅きこう閩酥びんそだが、姫蘅きこうは体調が良くない様子だ。
抑えきれていない毒が回っているのだ。

少し休んで閩酥びんそ姫蘅きこうの治療をしていると、追手に追いつかれてしまった。
煦暘くよう自らが追手として姫蘅きこうを連れ戻しにやってきたのだ。

閩酥びんそは追手に斬りかかり、姫蘅きこうは苦しい身体で閩酥びんそに加勢するも、追い詰められてしまった。

「連れて帰るなら、いっそ殺してほしい」
姫蘅きこうは訴えた。

「魔族は面目を失ったのでお前を罰しなければならない」
煦暘くようは言った。

閩酥びんそはすべての罪は自分が負うので姫蘅きこうを許してほしいと訴えた。

「かような大罪を護衛のお前がどう負う」
煦暘くようの言葉を聞いた閩酥びんそは、持っていた長剣の刃を自分に向け腹を刺した。

倒れた閩酥びんそ姫蘅きこうは抱きかかえた。
「すべての元凶は私です。私が死ねばご兄妹で争うこともない。もう一度やり直せるはずです」
「あなたがいなければ無理よ」
姫蘅きこうは泣いている。

閩酥びんそは自分が女であることを姫蘅きこうに告白した。

幼い頃に両親が亡くなった閩酥びんそは生きていくために男に扮していた。
そこを煦暘くように拾われ姫蘅きこうの護衛になった。
閩酥びんそは最後の力を振り絞って、煦暘くように縋り付き、姫蘅きこうを自由にしてくれるよう頼むと動かなくなった。

閩酥びんそ煦暘くように「遊ぼう!」とせがんでいる様子が映った。
過去の閩酥びんそ煦暘くようだ。
剣術の稽古の休憩中の閩酥びんそ

何かに気づいた様子で話しかけようとする煦暘くよう
閩酥びんそ煦暘くようが話す前に走り去った。

閩酥びんその書いた恋の詩を姫蘅きこうを想って作ったものだと思い、「護衛の身分を忘れるな」と煦暘くよう閩酥びんそをしかった。

閩酥びんそはそんな煦暘くように心の中で『ばかね』と呟いた。
煦暘くようはその後、閩酥びんそ姫蘅きこうを悉く監視するよう部下に命じた。

映像は現在に戻る。

姫蘅きこう閩酥びんその体を抱えると、「家に帰ろう」と誘う煦暘くようを無視し、「今日を限りにあなたとは縁を切る」と言って崖から飛び降りた。
閩酥びんその身体は消えて混沌に戻った。

煦暘くようは天君にことの顛末を報告しに行った。
東華をはじめ多くの神仙が集まっている。

すべては閩酥びんそが画策したことだが、閩酥びんそは自害し、姫蘅きこうは崖から落ちて行方不明だと煦暘は報告した。
煦暘くようは自分が罰を受けるので、魔族への罰は免除してくれるよう天君に頼んだ。

天君が東華に意見を求めると、東華はもう追及しないという。
天君もそれに倣って、追及しないと煦暘くように告げた。煦暘くようは感謝して退出した。

次に連宋れんそう知鶴ちかくがやってきた。
知鶴ちかくは西荒で雨を降らす任務に就き命令があるまで帰ってこないように、連宋れんそうは婚儀を無事に行えなかった罰として南天門の衛兵になるようにと天君の判断が下った。

「事情を知らないものに重罰は不要かと」
東華がととりなしたため、連宋れんそうは謹慎と反省で許されることになった。

「私のことは見捨てるのですか」
知鶴ちかくは東華に泣きながらすがった。

「私がそなたを甘やかしたせいでこんな事態を招いた。これを機にしかと改心せよ」
「待ってください」と呼び止める知鶴を無視し、東華は立ち去った。

聶初寅じょうしょいんは人間界で姫蘅きこうを見つけた。
目覚めた姫蘅きこうは誰かに追われて崖から落ちたことは覚えていたが、それ以外の記憶を失っていた。聶初寅じょうしょいんは天の助けと喜んでいる。

東華は異変を感じ取り、緲落びょうらくを封印してある妙義淵みょうぎえんに行こうとすると重霖ちょうりんに止められた。
十悪蓮花境じゅうあくれんげきょうでの戦いや姫蘅きこうの治療で修為しゅういを消耗した東華を案じてのことだった。
しかし東華は緲落びょうらくが封印を破ろうとしているため、封印を厳重にしなければと出かけて行った。

修為しゅういは回復なさらぬかも」
重霖ちょうりんは東華の身を案じた。

東華が封印をし直していると、緲落びょうらくは「四海八荒で最も尊い私たちが手を組むのが得策」と東華を誘った。
しかし東華は一蹴した。

封印の途中で血を吐いてしまう東華だったが、どうにか封印をやり遂げた。
太晨宮に戻った東華は再び血を吐き倒れてしまった。

眠る東華のところに重霖ちょうりん連宋れんそうが集まっている。
そこに耘荘仙翁うんそうせんおうが呼ばれ内密の相談が始まった。

東華は世界を動揺させぬため、深手を負ったことを内密にするよう重霖に命じていた。
司命しめいが細工して東華は人間界の八苦に興味を持ったため、人間に転生したことにしてあるが、実は深手を負って眠り込んでいる。

連宋れんそう重霖ちょうりんが心配しているのは、緲落びょうらくのことだった。
緲落びょうらくに東華が眠っていることが知られたら、何が起こるか分からない。

そこで耘荘仙翁うんそうせんおうの仙術・“往世おうせいの術”で東華の影の半分に術を施し比翼鳥族ひよくちょうぞくに転生させ、緲落びょうらくを威嚇するという計画を2人は考えた。

転生した者は自分が東華の影だということも妙義淵みょうぎえんを守るという役目も認識していないが、緲落びょうらくを牽制することはできるだろうというのだ。

梵音谷ぼんおんこくに住む比翼鳥ひよくちょう族は寿命が来れば死ぬゆえ、影はおのずと帝君のもとに戻る。帝君にとって後顧の憂いがない」
連宋は耘荘仙翁うんそうせんおうに話した。

「よく配慮されましたな。確かにそれが一番良い方法でしょう」

耘荘仙翁うんそうせんおうは2人の策に協力することに決め、術を施した後は3人とも忘れ薬を飲み、計画のことを忘れた方がいいと提案した。

転生した影は影であろうとも東華の一部。
悪意ある者が転生した影の生涯を変えようとすると、東華の根幹を揺るがすことにもなりかねないからだという。
2人は忘れ薬を飲むことに同意した。

青丘の鳳九ほうきゅうはデートに誘われていた。
鳳九は精衛せいえいに休日の予定を読み上げさせた。

「“狐帝の命により昼前に神君お三方を見舞う”それぞれ以前、鳳九様をお誘いになった方々で腕や手を折られたり、首をひっかかれたりしました。昼の後ですが、“鐘壺しょうこ山で織越しょくえつ仙姫と決闘する”死闘になりますね。そうなると夜しか暇がありません」

精衛せいえいは読み上げた。

織越しょくえつ仙姫との決闘はどうってことないの。あの者の腕を断つだけよ」
鳳九は笑顔で言った。

「恐ろしや」
誘ってきた男たちは逃げ出してしまった。

「縁談は少し早いでしょうが、別に脅さなくても。…いざという時のために婿候補を残しておいては?」
精衛せいえいは言った…。

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感想

閩酥びんそが死んでしまいました(泣)。
私がすごく気になったのは、煦暘くよう閩酥びんその過去の場面です。かなり意味深に感じました。

もしかして煦暘くよう閩酥びんそが女の子だと気づいていたのでしょうか。
そして、閩酥びんそに対して淡い恋心があったのでしょうか。
閩酥びんそ姫蘅きこうを好きだと勘違いして2人を監視させていた?
監視して報告を聞きたかったのは姫蘅きこうではなくむしろ閩酥びんそのこと?

閩酥びんその恋の詩は本当は煦暘くようを想って作ったもの?
閩酥びんそ煦暘くようを好きだった?
煦暘くようは気づかず閩酥びんそ姫蘅きこうを好きだと思った?

淡い恋心がいつしか憎しみに変わってしまった?
不器用でつらく当たってしまった?え?なに?詳しくお願いします!
と思いましたが、サラーっと過ぎてしまい。

文章にするにもフィルターががかかってしまいそうでうまく書けませんでした。
是非映像で確認して頂きたい部分です!

血を吐いて倒れてしまった東華も心配だし、記憶喪失の姫蘅きこう聶初寅じょうしょいんに助けられてしまったのもなんだか嫌な感じがします。今後の展開が楽しみです。



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