夢幻の桃花 三生三世枕上書 第32話 二人きりの特訓

第32話 二人きりの特訓夢幻の桃花

夢幻の桃花 第32話 あらすじ

緲落びょうらく鳳九ほうきゅう鳳羽花ほううかを狙い鳳九の寝室に忍び込んだが、鳳九天罡罩てんこうとうに守られ手出しができなかった。緲落は姫蘅きこうを利用することにした。燕池悟えんちごは姫蘅に頼まれ、大会に参加することを決めた。鳳九は東華の特訓を受けることになった。鳳九と燕池悟は相里萌しょうりほうの好きな相手が青丘の姫・白鳳九であると知った。

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夢幻の桃花 第32話 登場人物

鳳九青丘の姫。梵音谷に落ちてしまい、夜梟族の公主・九歌として学府に通っている。
東華最も尊い神仙。学府で茶道の先生をするため梵音谷に滞在している。
燕池悟魔族の青魔君。鳳九と共に梵音谷に落ち、それ以来生死を共にしている。
姫蘅魔族の公主だが、兄と決別した。梵音谷で楽師をしている。
相里萌比翼鳥族の第二王子。鳳九と燕池悟の学友。
潔緑相里萌の従妹。恋愛の機微に敏感。
連宋天君の第三皇子。
阿離鳳九の従妹。天君のひ孫。
成玉元は人間だった神仙。鳳九の親友。

夢幻の桃花 第32話 あらすじ【ネタバレ有】

鳳九ほうきゅうの開いたお礼の祝宴には、連宋れんそう阿離ありもやってきた。
連宋は修為しゅういを使って梵音谷ぼんおんこくまで来たそうだ。
祝宴は鳳九のおごりで酔里仙すいりせんで行われている。

姫蘅きこうは、手作りの汁物を東華とうかのために用意してきていた。
姫蘅が東華とうかの世話をしているのを見ていたくない鳳九は「料理の支度を見てくる」と言って席を立った。
すると阿離あり燕池悟えんちごもついて来ようとした。

鳳九は阿離あり燕池悟えんちごに手作りの菓子を渡し、2人がついて来ないよう仕向けた。
燕池悟は、姫蘅きこう東華とうかにだけ優しくしているのを見ているのがつらいと言う。
鳳九の作った菓子は緑豆か小豆のものだけで、どちらも燕池悟は嫌いだった。

「仕方ない来てもいいわ」
鳳九は燕池悟えんちごに言った。
燕池悟の好きなのは梅のお菓子だと鳳九は知っている。
酔里仙すいりせんの厨房には腕の良い職人が揃っているので、燕池悟えんちごの好きなお菓子を注文しようと鳳九は提案した。

鳳九と燕池悟えんちごは互いの好みをよく理解し、親しげに話している。
その様子を見ていた東華とうかは汁物をこぼしてしまい、姫蘅きこうは世話をした。

「私は緑豆や小豆の菓子が好きなのだが」
連宋は好みを言って鳳九に菓子をもらい、東華とうかにその菓子を見せつけた。

「あの者(燕池悟えんちご)の好みに詳しいのだな」
東華は暗に菓子をねだった。
しかし鳳九の作ってきた菓子は、全て配り終えてしまっていた。

連宋と阿離ありはもらった菓子を譲ろうとしない。

東華は姫蘅きこうの作った汁物を燕池悟えんちごに仙術で渡し、燕池悟えんちごは一口飲んで「うまい」と言ったけれど、姫蘅きこうが無言でやってきて汁物を持ち去ってしまった。

『せっかくの宴がどんどん気まずくなる。私のおごりなのに』
鳳九はため息をついた。

九天に戻った連宋れんそうは、司命しめいと話していた。

成玉せいぎょく元君に聞くのかと思っていたら梵音谷ぼんおんこくに乗り込むとは」
司命は連宋の行動力に感心した。

「他の男のことを成玉に聞いたりしない。よそ見をさせてどうする」
司命しめいは感服した様子だ。

緲落びょうらくは鳳九の鳳羽花ほううかを狙い寝室に忍び込んだが、鳳九の身体は天罡罩てんこうとうで守られていて手出しができなかった。
気配に気づいて鳳九の寝室に来た東華とうかは、天罡罩てんこうとうを強化し、外の様子を見に行った。

“あの女子おなごを恨めしく思うか?”
緲落びょうらくは寝ている姫蘅きこうの耳元でささやいた。

姫蘅きこうは目を覚まし、周りを見回したが誰もいない。

“愛しているのに力が及ばぬようだな”
緲落の化身は姿を現した。

「お前は帝君を愛している。だが残念ながら別の女子おなごが現れた。恨めしいが打つ手がない。必死に尽くし思いを寄せても帝君は見向きもしない。…良い方法がある。あの者らに互いに疑心を抱かせるのだ。」

緲落が言うと、姫蘅きこうは緲落の腕をつかんだ。

「教えて。どうすれば?」
姫蘅は話の続きを促した。
頻婆樹ぴんぱじゅを手に入れよ」
緲落は姫蘅きこうの耳元でささやいた。姫蘅きこうの目が紅く光った。

うなされて目が覚めた姫蘅きこうは、周りを見回したが誰もいなかった。
姫蘅は安心したが、次の瞬間姫蘅の表情が変わり目が紅く光った。

燕池悟が起きると、姫蘅きこうが庭で咳込んでいた。
燕池悟は心配して駆け寄り、中で休むように言った。

小燕しょうえんあなたに頼みがあるの」
姫蘅きこう燕池悟えんちごの目を見た。

鳳九が朝食の支度をしていると、燕池悟えんちごが思いつめた様子でやってきた。
「お前に申し訳ない。…俺も競技大会に出て頻婆果ぴんぱかを手に入れる。…姫蘅は体が弱いから修為を増やしてやりたい」
燕池悟は話した。

話を聞いた鳳九は、「友より恋を選ぶのね」と拗ねた。
しかし燕池悟えんちごが半分は鳳九に渡すと言うと、鳳九も自分が勝ったら半分あげると燕池悟えんちごに約束した。

燕池悟は自分が勝つから鳳九は棄権しろと言うと、東華とうかが現れ、「私が小白しょうはくを指導する」と宣言し鳳九を部屋に入れた。

燕池悟は玉林院ぎょくりんいんに帰る途中、潔緑けつりょくに出会った。
燕池悟は姫蘅きこうに頼られたことが嬉しくて、意気揚々としている。

姫蘅のために頻婆果ぴんぱかを手に入れると言う燕池悟えんちごに、潔緑けつりょくは「今までは虚弱を口実に帝君を独占していたけど、今度はあなたに依存する気ね」と言った。

つい姫蘅のことを悪く言いすぎてしまい、燕池悟えんちごが傷ついたのではと思った潔緑けつりょくは、慌てて燕池悟えんちごの機嫌を取ろうとした。
しかし燕池悟えんちごはまったく気にしていなかった。

姫蘅きこうが俺を待ちわびている」
燕池悟えんちごは帰路を急いだ。

東華は疾風しっぷう院の周りに強力な結界を張り、10日間修行し武芸の腕を上げるようにと鳳九に指示した。
初日は氷柱の上を歩く練習。
2、3日目は目隠しをして自在に氷柱の上を歩けるように、その後剣術の稽古を行う計画だ。

仙術を使えない状況では、鳳九は高い場所が苦手だ。
計画を聞いた鳳九は、1日で氷柱の上を歩けるようになるわけないと反発した。
しかし、東華とうかに「そなたに期待している」と言われた鳳九は、真面目に練習し始めた。

鳳九は翌朝まで練習を続け、自在に氷柱の上を歩けるようになった。

2日目、東華とうかは計画通り鳳九に目隠しをし、氷柱の上を歩く練習をさせた。

九天の成玉は、浮かない顔で蓮池の魚に餌やりをしていた。
連宋が話しかけると、鳳九のことが心配なのだそうだ。

「心配なら私がここで様子を見せてやろう」
連宋は仙術で鳳九の様子を映し出した。

映し出された鳳九は目隠しをして氷柱の上にいた。
氷柱が崩れ、落ちそうになった。
東華は鳳九を抱き留め、事故で2人の唇が重なった。

その様子がドアップで映し出されている。

顔を離すと東華とうかの唇は切れ、血が出ていた。
鳳九は東華に謝り、練習を再開した。

成玉は鳳九の元気そうな姿をみて笑顔を見せた。
ただ、側にいるのが東華とうかであることは心配な様子。
「縁というものは司命しめいにも決められない。案じても仕方がない」
連宋は成玉に声をかけた。

燕池悟が寝ていると、潔緑けつりょくが訪ねてきて寝ているところを叩き起こした。
相里萌しょうりほうが何日も酔里仙すいりせんで飲み続け、酔い潰れているらしく、どうにかしてくれと言うのだ。

燕池悟は鳳九を連れて酔里仙すいりせんに向かうことにした。
燕池悟は疾風院を覆っていた結界に穴をあけ、鳳九を連れ出した。

2人が酔里仙すいりせんに到着すると、相里萌しょうりほうは大声で泣きながら飲み続けていた。
“常勝将軍”と名付け、大切にしていたコオロギが死んでしまったからだ。
“常勝将軍”は壺と共に、相里萌しょうりほうが青丘の姫からもらったもので、それ以来相里萌しょうりほうは姫のことが忘れられず独り身でいるのだそうだ。

比翼鳥ひよくちょう族には他族を娶れないという掟がある。

相手の姫が誰か知らない燕池悟は、「つまらん掟は無視してその姫を追いかければいい」と言った。
相手の姫が白浅はくせんだと思っている鳳九は、「青丘の姫なら諦めるしかないわ。すでに夫がいるもの」と言った。

「鳳九様に?」
潔緑けつりょくは驚いて大声を出した。

萌少ほうしょうが好きなのは…鳳九?」
燕池悟は鳳九と顔を見合わせた。

鳳九は市で青年を助け、割れた壺の代わりに新しい壺をあげたことを思い出した。

鳳九は燕池悟えんちごと示し合わせ、鳳九が相手の姫であることは秘密にし、相里萌しょうりほうを立ち直らせることにした。

「鳳九様が嫁いだって本当なのか?」
相里萌しょうりほうは泣きながら鳳九に問いただした。

「聞いた話だけどね」
鳳九は答えた。

「だったら嫁いでいない可能性もある。そうか、よかった」
相里萌は笑顔を見せた。

半年前、相里萌しょうりほう燕池悟えんちごの言うように掟なんて無視して突っ走ろうと思い鳳九に会いに行こうとした。
しかし谷を出る前に燕池悟えんちごと鳳九の直撃を受け、これも天意だと思い、鳳九とは縁がないのだと断念したそうだ。

相里萌しょうりほうは今日2人と話したことで、鳳九は自分を待ってはくれない、思いを伝えなくてはと決意したそうだ。

「掟を破り愛を追いかける」
相里萌は全て天意だと悟り立ち上がった。

鳳九と燕池悟えんちごは慌てて相里萌しょうりほうを止めた。

「将軍は死んでも壺は残ってる。これは掟を破るのは早いという天意よ。もし天意が掟を破れと言うなら、将軍が死ぬ時に壺も壊れたはず」

鳳九は燕池悟えんちごに同意を求めた。
燕池悟は「そのとおり」と言った。

酔いつぶれている相里萌しょうりほうは、そんな気もすると言い、頭がくらくらしてきたと帰っていった…。

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感想

今日は、リアルタイムで見られず、WOWOWメンバーズオンデマンドで見たのですが、サムネがもうすごかったです。キスシーンがサムネになっていたのです。ものすごく期待を膨らませてみていたら、事故チューでした。

帝君の唇から血が出ているのを見て、「1800年分の修為だ!もったいない、なめよう」と思った私は、この世界の住人になれたような気がして誇らしい気分になりました。

姫蘅が緲落に憑依(?)されてしまったみたいで心配です。そんな姫蘅に利用されて嬉しそうにしている燕池悟は可愛いけど切ない。

相里萌しょうりほうはかわいそうなのですが、色々な誤解が重なっていて笑ってしまった。演出的にもコメディー演出だったと思うので、笑って大丈夫だと思いました。

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