夢幻の桃花 三生三世枕上書 第30話 妖女の正体

第30話 妖女の正体夢幻の桃花

夢幻の桃花 第30話 あらすじ

鳳九ほうきゅう相里萌しょうりほうを酔わせ、頻婆果ぴんぱかを守る大蛇が満月の夜に姿を消すという情報を手に入れた。鳳九は燕池悟えんちごを仲間に引き入れた。鳳九は地下道を掘り満月の夜に頻婆果を盗みに行った。しかし東華が地下道に細工をしたことで、別の場所に出た。東華が緲落と睦みあっている場面を見た鳳九は、2人が戦っていることに気づき緲落に戦いを挑んだ。

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夢幻の桃花 第30話 登場人物

鳳九青丘の姫だが、今は梵音谷で九歌という名前で生活している。青緹のために頻婆果を狙っている。
東華最も尊い神仙。梵音谷には茶道の先生をするためにやってきた。
燕池悟青魔君。乱暴者の魔族。何かと鳳九を手伝ってくれる。
相里萌比翼鳥族の第二王子。青丘の鳳九様のことが好き。九歌=鳳九だと気付いていない。
潔緑相里萌の従妹。東華に憧れており、いつもそばにいる楽師のことが嫌い。
姫蘅梵音谷では楽師をしている。東華の滞在中はお世話係もしている。
緲落かつて東華が封印した魔尊。

夢幻の桃花 第30話 あらすじ【ネタバレ有】

早起きした鳳九ほうきゅうは、授業に一番乗りし、どうやって頻婆果ぴんぱかを盗もうか考えていた。
そこに潔緑けつりょくがやって来た。

潔緑けつりょく東華とうかに近い席を確保するために早く来たのだそうだ。

潔緑けつりょくはいつも東華の講義についてくる楽師は、東華とうかを狙っているに違いないと憎々しげに語っている。

「楽師は200年ほど前梵音谷ぼんおんこくに来て、その翌年から先生も来るように。先生が来たらいつも世話している」
潔緑けつりょくは教えてくれた。

『帝君は姫蘅きこうに会いに?納得できるわ』
鳳九は思った。

今日の茶道の講義は水月潭すいげつたんで行われる。
生徒が席に着き、講師である東華とうかが楽師姫蘅きこうとやってきて授業が始まった。

今日は姫蘅きこうの提案で闘茶とうちゃを行うことになった。
2人組になって茶道の腕を相手と競い、東華とうかが判断を下す。

鳳九は姫蘅きこうと組むことになった。

「(姫蘅きこうも鳳九も)優れており甲乙つけがたい」
東華は判じた。

東華は判断の決め手にするため、鳳九に質問をした。
「湯が先かまたは茶葉が先か、正しい順番が分かるか?」

鳳九は答えられず姫蘅きこうの勝ちとなった。

鳳九は休憩中、なぜ自分が負けたのか東華に問いただした。
東華は授業を聞いていなかっただろうと言い、鳳九は「もういいです」と去ろうとした。

東華は鳳九を呼び止め、髪についていた茶葉を取った。
2人の様子を姫蘅きこうは見ていた。

「今日は(姫蘅きこうが)たくさん話しかけてくれた」
疾風しっぷう院に帰ると、燕池悟が上機嫌で話していた。

姫蘅きこうは“勝負を初めて” “あまりこちらを見ないで” “はいそこまで” “茶がこぼれてしまうわ”と話しかけてくれたそうだ。

姫蘅きこう闘茶とうちゃを口実に俺に話しかけたかったんだ」
燕池悟は自分の都合の良いように解釈している。

鳳九はぼんやりしていて、燕池悟の話を聞いていなかった。

燕池悟は相里萌しょうりほうが酒楼酔里仙すいりせんにいるので一緒に行こうと鳳九を誘い、2人で出かけた。

酔里仙すいりせんには潔緑けつりょくの姿がなかった。
潔緑けつりょくは美を保つため頻婆果ぴんぱかを狙っており、修練しているそうだ。

鳳九は相里萌しょうりほうを酔わせ情報を聞き出そうと考え、じゃんじゃんお酌をした。

「満月の日の真夜中に、奴ら(大蛇たち)は天地の霊気を吸いに頻婆樹ぴんぱじゅを離れる」
酔った相里萌しょうりほうは秘密を話した。

鳳九は一緒に頻婆果ぴんぱかを盗もうと燕池悟を誘ったが、燕池悟は頻婆果ぴんぱかに興味を示さなかった。

「今年の頻婆果ぴんぱかは…男が食べると凛々しい豪傑になれる。姫蘅きこうの好みは豪傑と優男のどっちかしらね?」
鳳九が言うと、燕池悟は話に乗った。

2人は、地下道を作り、満月の夜4匹の大蛇が姿を消す頃地下道から侵入し、実を奪ったら再び地下道から逃げるという計画を立てた。

満月の日の前日、燕池悟は仙術で地下道を掘り、見つからないよう入口を仙術で隠した。
東華は燕池悟の掘った地下道に細工をした。

東華が玉林院ぎょくりんいんに帰ると、姫蘅きこうが雑用をしていた。
東華は雑用をする必要も恩を感じる必要もないと姫蘅きこうに言った。

「私にとって先生のいない梵音谷ぼんおんこくは静寂に包まれた修練の地にすぎません。…どうか長めにご滞在を。今後の10年はその記憶だけで生きられます」
姫蘅は話した。

「秋水の毒はこたびで根治させよう。もし魔界に戻りたくなければ、好きな場所へ行って良い」
東華の言葉に姫蘅はあわてた。
「先生 誤解なさらぬよう。婚儀から逃げた身で今さら何も望みません。先生に何かを求める気も毛頭ありません。ただおそばに仕え恩返しをしたいだけです」

「そばに居なくてよい」
東華は言った。

「先生にはおそばに置きたいものが?または思う方がいるのですか?もしや九歌きゅうか公主では?」
姫蘅は俯いて、尋ねた。
東華は答えず姫蘅きこうを退出させた。

満月の夜、鳳九と燕池悟えんちごは計画を実行に移した。
前日開けておいた穴に燕池悟が入っていく。

すると1本道だったはずの穴が3本に増えていた。
燕池悟は見たこともない場所に出てしまい、とりあえず頻婆樹ぴんぱじゅを探すことにした。

穴の入り口で待っていた鳳九は、いくら待っても燕池悟が帰ってこないので心配になり穴に入っていった。

鳳九が穴から出ると、東華に女性(緲落びょうらく)がしな垂れかかっていた。

「帝君が妖女と逢い引きを?」
鳳九は呟いた。

すると東華が微動だにしないまま「何をしに来た」と言った。

緲落びょうらくが振り返ると、そこには姫蘅きこうがいた。

「帝君は八荒六合はっこうりくごうで誰よりも不粋だわ。私との逢い引きに女を連れてくるとは」
緲落は言うと、東華に体を密着させた。

姫蘅きこうは下唇を噛み、東華と緲落びょうらくに背中を向けて去っていった。

鳳九は、東華は自分ではなく姫蘅きこうに「何をしに来た」と言ったのだと考えた。

鳳九がその場にとどまり2人の様子を見ていると、空から桃色の幻想的な花びらが降ってきた。

「これは強大な気がせめぎ合い作り出す光景よ。三毒の気を浄化するため帝君がまいたのね。見かけは男女の戯れでも実際は激しく戦ってる」
気づいた鳳九は2人に近づき剣を取り出し、緲落びょうらくに戦いを挑んだ。

緲落びょうらくは東華から離れ鳳九に応戦した。
追い詰められた鳳九に東華が助言をし、鳳九は緲落びょうらくの戒めを解いた。

東華は鳳九の剣を持つ手と身体に手を添え、戦い方を教えながら共に戦った。
剣を向けられた緲落びょうらくは笑い、消え去った。

頻婆樹ぴんぱじゅを探していた燕池悟は、泣いている姫蘅きこうに出会った。
東華のせいで泣いているのかと燕池悟は尋ねた。
「散歩で道に迷っただけ。それに蓮池の月がとても美しくてふと悲しくなったの」
姫蘅は答えた。

「家まで送ろうか?」
燕池悟は姫蘅きこうを促した。
小燕しょうえんありがとう」
姫蘅は礼を言った。

燕池悟が嬉しそうに「俺を何と?」と言うと、姫蘅きこうは「小燕しょうえん…魔君」と言いなおした。

燕池悟は小燕しょうえんと呼ばれた方が親しみを感じると言って、小燕しょうえんと呼ぶよう姫蘅きこうに言った。
燕池悟は姫蘅きこうを家まで送り、門をきちんと閉めるのも忘れなかった。

緲落びょうらくが去ると、東華は鳳九に「何をしに来た」と言い、鳳九は先ほども自分に対して言っていたのだと気付いた。
そして頻婆果ぴんぱかを盗むという本来の目的を思い出した。

急がないと満月が終わってしまう。
鳳九はあわてて帰ろうとした。

東華は鳳九を引き止めた。

「私は傷を負った。私を置き去りにして平気なのか?」
「ええ、平気ですとも」
鳳九は再び帰ろうとした。

東華は鳳九を仙術で引き寄せ、隣に座らせた。

東華の左上腕は傷を負い血が出ている。

「天地の主となってから流血したことがないはず」
鳳九が言うと東華は頷いた。

「今日は流血を見る幸運を得ました。金色が混じってる。さすが帝君です。話によると帝君の血を飲めば1800年分の修練の成果を得られるとか」
鳳九は舌なめずりした。

「このような場合、まず頭に浮かぶのは止血ではないのか?」
東華は言った。
「これも障眼法しょうがんほうでは?」
鳳九は手巾の時のように東華がだましているのだろうと疑惑の目を向けた。

「血を伴う障眼法しょうがんほうは人間にしか通用しない」
東華が教えると、鳳九はあわてて手当てを始めた。

「今までに会った神位の高い方々は、例えば夜華やか叔父上は深手を負っても叔母上に隠してました。堂々と誇示する方は初めてです」
鳳九は話しながら、東華の腕をぐるぐる巻きにしている。

「あの者たちと比べれば私は軟弱なのだ」
東華は鳳九に手当てのやり直しをさせた。

「なぜ夜中に解憂泉かいゆうせんへ?」
東華の問いで鳳九は再び本来の目的を思い出し、去ろうとした。
しかし結界が現れ先に進むことができない。

東華が言うには、緲落が侵入したため結界が現れ、何の災いもなく12刻が経過するまで結界は消えないそうだ。

鳳九は燕池悟と会う約束をしていると言い、傷の処置をした恩返しに結界の外に出して欲しいと東華に頼んだ。

外に出してくれたら梵音谷ぼんおんこくに半年放置したことも、偽手巾でだましていたことも忘れると鳳九は付け加えた。

「結界を破る力はない」
東華は何もしてくれなかった。

今日を逃したら次は1か月後になる。
「私がいなかったら、きっと小燕しょうえんは慌てるわ」
鳳九は落ち込んで呟いた。

「それほど燕池悟えんちごが心配か?」
東華は声をかけた。
「来月15日に頻婆果ぴんぱかを盗む時手伝ってくれないかも」
鳳九は口を滑らせた。

東華は身を乗り出し、頻婆果ぴんぱかを燕池悟と盗むのかと聞いた。
鳳九は慌てて聞き間違いだと、自分の発言を否定した。

「めまいがしてきた」
東華は鳳九に膝枕をしてもらった。
さらに手が冷えると言って鳳九に手を温めてもらった。
東華は鳳九の手を抱き込んで寝てしまい、鳳九も眠気に襲われた。

「もし大蛇に呑まれていたら大変だ。早く見つけないと」
燕池悟は鳳九を探し続けていた。

鳳九は東華と向かい合って寝ていた。

『衆生は絶え間なく私に救いを求めるが、あろうことか私を守ろうとしたのはこの者が初めてであった』
東華は眠る鳳九を見つめながら思うのだった…。

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感想

あらららら??もしかして、もしかすると姫蘅きこうは帝君のことを好きになってしまったのでしょうか?

緲落びょうらくと帝君が絡み合っているのを見て泣いて帰ってしまうなんて、恋する女の子じゃないですか…。あらぁ。

そして姫蘅が梵音谷ぼんおんこくにきて200年がたっているそうです。ということは、人間界編が終わってから200年がたったと言うことですね!時がたつのが早いです。

最後の方はもう帝君が可愛すぎて困りました。

帝君がこんなことを言って、あんなことをするなんて最初の方は全く思いませんでした。なんということでしょう。もはや別人です。

そして次回のタイトルは「帝君のやきもち」です。なんというか、なんというか、期待がものすごく高まっております!!!

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