夢幻の桃花 三生三世枕上書 第26話 帝君の醜聞

第26話 帝君の醜聞夢幻の桃花

夢幻の桃花 第26話 あらすじ

九天は連宋れんそう成玉せいぎょくの噂話で持ち切りだった。司命しめい東華とうかが太晨宮に美女を囲っているという、新しい噂を鳳九ほうきゅうに教えてくれた。鳳九は温泉に忘れたものを東華から返してもらった。天君の宴で知鶴と鳳九は火花を散らした。神仙たちは鳳九と知鶴、どちらを東華が娶るか賭けをしていた。鳳九は自分に賭けるよう阿離を行かせた。

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夢幻の桃花 第26話 登場人物

鳳九青丘の姫。青丘を治める狐帝の孫。九尾紅狐。
東華最も尊い神仙。帝君。
司命人間の運命を司る神仙。本人曰く鳳九の腐れ縁でなにかと面倒を見させられている。
連宋天君の第三皇子。成玉のことが好き。
成玉元は人間だった神仙。鳳九の親友。
阿離白浅と夜華の息子。鳳九のいとこ。
白真鳳九の叔父。
知鶴東華の義妹。罰を受け、西荒で雨を降らす任務に就いている。

夢幻の桃花 第26話 あらすじ【ネタバレ有】

美しい舞が披露されている宴の最中――。
鳳九ほうきゅうは、最近連宋れんそう成玉せいぎょくの噂でもちきりなのはなぜなのか、司命しめいに尋ねている。

司命しめいはその噂はもう古いと言って、新しい噂を教えてくれた。

新しい噂は東華とうか太晨宮たいしんきゅうで美しい仙女を囲い、寵愛しているというもので、聞いた鳳九は暗い表情で俯いた。

司命しめいは鳳九がすでに東華とうかを諦めたと思っているので、あきらめたのは正しかった、気に病まないようにと付け加えた。

鳳九は相手の美女は誰か司命に聞いてみた。

司命によれば、相手の噂は多数あるが、有力説によれば相手は知鶴ちかくだとされているそうだ。

しかし司命しめいは、長く知鶴ちかくとは離れていたので、その可能性は低いのではないかと考えを述べた。

司命しめいは連宋から仕入れた、唯一の目撃情報を教えてくれた。
それは7日前東華とうかが美女と温泉に入っていたというもので、話を聞いた鳳九は食べていた果物を喉につかえ咳込んだ。

司命しめいはさらに、成玉せいぎょく東華とうかと美女の隠し子だと噂されていると言う話をつづけた。
鳳九は、ぽかんと口を開けて驚き、微笑した。

司命しめいは鳳九の潔い諦めぶりを誉め、鳳九も昔はばかなことをしたけれど、座右の銘を思い出したのだと言って“女に淡白なのがいい男”という言葉を披露した。

成玉せいぎょくが広間に入ってくるのが見え、鳳九は成玉せいぎょくに合流し、2人で外に出た。

鳳九は成玉せいぎょくに、東華のスケジュールを探ってほしいと頼んでいた。
それが分かったため、成玉せいぎょくは報告してくれた。

成玉せいぎょくによれば、東華とうかの仕事の1つに仙籍の管理がある。

「毎年5月5日に新たに加わった神仙が大羅殿だいらでんに集まる。青雲殿せいうんでんで帝君に拝謁しそれぞれ神位を賜るの」
成玉せいぎょくは話した。

鳳九は、人目につかないよう会うにはどうしたらよいか聞いた。

「毎年の慣例では拝謁した神仙が去ったのち、帝君は青雲殿せいうんでん連心鏡れんしんきょうを点検する。しばらくは独りよ」
成玉せいぎょくは言った。

鳳九はその時に腕輪を取り戻そうと決意した。

5月5日当日、鳳九は衛兵に止られたのを白浅はくせんのフリをして乗り切り中に入った。
中に入ると青雲殿せいうんでんの奥に東華とうかが一人いるのをすぐに発見した。

「あの晩私の腕輪を拾いましたね?」
鳳九は大声で東華とうかに問いかけた。

鳳九には見えていなかったけれど、青雲殿せいうんでんの2階席には多くの神仙が集まっていて、鳳九の言葉を聞いた神仙達はざわつき始めた。

鳳九は寝ぼけて迷い込んだフリをしようとした。

「腕輪なら、確かに私が持っている。髪飾りもな。かんざしも。そなたが温泉に置き去った。受け取れ」

東華とうかは袖から忘れ物を取り出した。

寝ぼけたふりは無理だと気付いた鳳九は謝罪し、日を改めて忘れ物を取りに来ると言って退出しようとした。

東華とうかは仙術を使い、帰ろうとする鳳九の目の前に回り込んだ。

「私から手渡してほしいのか?」
東華は忘れ物を差し出した。

鳳九は受け取ると、走って逃げだした。

東華とうか連宋れんそう昊天塔こうてんとうを改良していた。

連宋は燕池悟えんちごが再び動き始めたようだと東華とうかに報告している。

連宋は、十悪蓮花境じゅうあくれんげきょうの中に狐がいなければ東華とうかは修為の半分を失っていただろうと言い、鳳九に執着しているのは鳳九が紅狐だからかと聞いた。

そこに鳳九が白真はくしんと通りかかり、東華とうかに気づいた鳳九は驚いて後ずさり、帰ろうとした。

しかし、白真はくしん赤焔獣せきえんじゅうのしつけを手伝いたいか?と脅され思いとどまった。

鳳九と白真はくしんは天君の宴に参加するため、連宋と東華とうかの横を通って進んだ。

東華とうかは鳳九を見ている。

「関心があるようですね?お気に召したので?」
連宋は尋ねた。

「あの娘は面白い」
東華の答えを聞いた連宋は驚いた。

天君の宴では知鶴ちかくが舞を踊り終え、天君の前に進み出た。

「もう数百年がたつ。もう九天に戻してもよかろう」
天君は知鶴ちかくに声をかけ、知鶴ちかくは顔を輝かせた。

知鶴が鳳九を見ると、鳳九は笑っていた。

白真はくしんは立ち上がった。
「(天君の)訓言を聞きもせず笑っているとは何事だ」
白真は鳳九を叱った。

鳳九も立ち上がり話し始めた。

「青丘ではもしも罪を犯せば大功を立てぬかぎり許されません。なのに天族では舞っただけで許される。最初は公主の身を案じ和ませようと笑顔でいました。続いて天族の裁きは温情が豊だと思い敬服の笑みを。そして最後に、公主ほど諸芸に優れた方はたやすく許されても無芸な者は救いがないと気付いたのです。その困惑からまた苦笑を。野蛮な青丘の者ゆえお見逃しを」

鳳九は揖礼ゆうれいした。

「なかなか巧妙な皮肉です。帝君にも負けません」
連宋は感心し、隣の東華に小声で話した。

「私はもっと簡潔だ」
東華は言った。

天君は鳳九の話を聞くと、知鶴ちかくを九天に戻すには、戦功を立てる必要があり、改めて協議を行うと言って前言撤回した。

「もしよろしければ、私が代わって戦場に出向きましょう」
東華とうかが言うと知鶴は微笑んだ。

「話によると近く公主の亡き良心が帝君を養育なさったとか。恩義がおありなのですね」
白真は再び立ち上がり話した。

「お二方は実の兄妹も同然でしょう」
鳳九は微笑んだ。

知鶴と鳳九は視線で火花を散らした。

連宋は成玉せいぎょくを人気のない場所に連れて行くと、笛を吹き始めた。

連宋が笛を吹くと、色とりどりの神秘的な蝶が無数に舞い、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。

成玉せいぎょくはその光景に目を奪われ微笑みを浮かべている。

成玉せいぎょく元君が共に花見をしてくれたら、光栄の至りだ」
笛を止めた連宋は、真剣な表情で伝えた。

「私は折顔せつがん上神を尊敬しているけど、だたそれだけよ」
成玉せいぎょくは言った。

その言葉を聞いた連宋れんそうは口説こうとし、成玉せいぎょくの髪を撫でると投げ飛ばされた。

「何ともない?」
成玉はすぐに連宋を助け起こした。

「ないわけがない」
連宋が成玉せいぎょくを見つめると、成玉せいぎょくはあわてて逃げ出した。

『なぜ胸が高鳴るの?』
成玉は自分に問いかけ、きっと病だと言い聞かせた。

自由解散となった宴では、鳳九が最後まで残り、酒を飲んでいた。

「何をしている?」
東華とうかは鳳九に近づき話しかけた。

鳳九は果汁を飲んでいるのだと言って酒を差し出した。

鳳九は、戦いに自分もつれて行って欲しい、小さくなるから迷惑をかけないと酩酊状態で話している。

「私が送ってやろうか?」
ふらふらした様子の鳳九に、東華とうかは声をかけた。

「うそつき。以前あの者と戦った時……言われた通り待ってても戻らないから捜しに行ったのよ」
鳳九は抗議した。

東華とうかは誰かと間違えていると考えた。

「私は誰だ?」
東華とうかが聞いてみると鳳九は「帝君よ」と答える。

「あなたって悪党だわ。私を愛玩物にした。私が去る時にも引き止めなかった」
鳳九はよろよろと立ち上がり、東華を糾弾した。

「何の話だ」
東華とうかが返すと、鳳九は東華とうかの腕の中に倒れてきた。

目覚めた鳳九は、東華とうかの上衣を抱きしめて寝ていたことに気づいた。

慌てて阿離と白真はくしんに話を聞きに行くと、白真はくしんは昨夜東華が鳳九を送ってくれたが、泥酔した鳳九が上衣を離さなかったため脱いで置いていったと教えてくれた。

東華は白家が泊っている慶雲殿けいうんでんに泊まるわけにはいかない。
上衣なしでは帰れないが貸せる上衣がない。
そこで阿離は白浅はくせんに借りに行ったが、白浅はくせん夜華やかとすでに寝ていた。

そこで阿離は「帝君が鳳九ねえさんを抱っこしてきて、鳳九ねえさんが帝君の衣をつかんで離さないから、帝君は衣を奪われ着る物がありません。だから父上の衣を貸してあげてください」と大声で叫んだ。

阿離の声は辺りに響き渡ったそうだ。

話を聞いた鳳九は放心状態になった。

鳳九は赤焔獣せきえんじゅうと戦った時に渡された上衣と今回の上衣を風呂敷に包んでいる。

「忘れたいのよ。目の前に現れないで」
鳳九は悪態をついた。

そこへ、そろそろ青丘に戻ってくるようにという父白奕はくえきからの文が届いた。

太晨宮たいしんきゅうでは東華とうかが琴を弾いているのを重霖ちょうりん知鶴ちかくが聞いていた。

鳳九は上衣を包んだ風呂敷を投げ込んだ。

東華は知鶴にそろそろ西荒に帰るよう言い、知鶴は落胆して東華とうかの側を離れた。

鳳九と阿離が出かけようと洗梧宮せんごきゅうの門を出ると、鳥が糞をし2人の目の前に落ちた。
めげずに出かけようと歩き出すと、知鶴が通りかかった。

「義兄上に色目を使っても無駄よ」
知鶴は言った。

「青丘の姫に盾つく前にさっさと西荒へ帰れば?」
鳳九は戦闘態勢を取った。

知鶴は鳳九の行く手を遮った。
「きっとあの小九しょうきゅうと関りがある」
知鶴は言った。

「いじめたら許さない」
鳳九を守ろうとした阿離を知鶴は突き飛ばした。

「女狐め」
知鶴は鳳九に殴りかかろうとしたが、鳳九が躱したため鳥の糞の上に倒れてしまった。

鳳九と阿離が歩いていると、多くの神仙が集まり「鳳九様だ」「知鶴公主だ」と騒いでいるのが見えた。

気になった鳳九だが、身分上盗み聞きはできない。
そこで、阿離を変装させ偵察に行かせた。

鳳九は阿離が偵察から帰ってくるのを、椅子に座って待っていた。

鳳九は気づいていないが、近くには東華とうかがいる。

阿離が帰ってきて、神仙達は、鳳九と知鶴、どちらを東華とうかが娶るかについて賭けをしていたのだと教えてくれた。

阿離によれば、知鶴には25本賭けられていて、鳳九には3本賭けられていたが、鳳九に賭けた者は手違いだったと言って知鶴に賭けなおしたいと抗議していたらしい。

鳳九は阿離にお金を渡し、自分に200本賭けてくるようにと命じた。

「子供にいんちき・・・・させるの?」
阿離は不満を言った。

「これは青丘の名誉のためよ。絶対に負けられないの」
鳳九は返した。

「白真伯父上によると、学問で一番になったことないでしょ?ビリの時だってある」
阿離は言った。

「学ぶ必要のない学問もあるの。自分だってビリになるかも」
「僕はビリになったことない」

「いずれ仏法を学べばビリになるかもよ。難しいんだから」

「そんなに?…でも東華にいさん…東華おじいさんはいつも仏法の書を手に釣りをしてる」

「あの方は変態よ」
鳳九は返し、場所を変えた。

鳳九と阿離の話を東華とうかはもちろん、連宋も聞いていた。

結局阿離は賭けに行き、東屋で待っていた鳳九に報告した。

近くを連宋れんそう東華とうかが通りかかり、燕池悟えんちごの果たし状が届いたと話している。

東華に会いたくない鳳九は、阿離に一人で遊んでいたと言うよう言い含め、仙術で手巾に変化した。

連宋に話しかけられた阿離は、言われた通り1人で遊んでいたと言った。

「ずっと捜していた私の手巾だ」
東華は手巾を手に取り、折りたたんだ。

連宋「その手巾は女物では?」
東華とうか「私は変態らしいが、女物を使うと奇妙に思うか?」
連宋「至って普通です」

手巾になった鳳九は、東華とうかの修為ならば変化に気づいているはずと思ったけれど、青丘の体面を汚さないために、手巾になり続けようと決意した。
しかし、クラクラして倒れてしまい…。

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感想

今回も、特に感想はないというか、ただただニヤニヤさせていただきました。阿離、大活躍でしたね。映像見て、何度でもニヤニヤしたらいいと思います。

人間界編のラストが辛すぎたので、それを乗り越えたご褒美回だと思って楽しませていただいています。

酔った鳳九は狐が自分だといってしまっているように視聴者的には感じます。東華にも伝わったのでしょうか?やっぱり、まだでしょうか。

私はツンツン女子とメンタル強い系男子の話が好きなのですが、今回ついに成玉せいぎょくがデレたのではないでしょうか!?かなりテンションが上がりました。

次は燕池悟えんちごが出てきて、少し話が動くのかなと思っています。燕池悟えんちごの脳筋おバカな感じも大好きなので楽しみです!

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