夢幻の桃花 三生三世枕上書 第23話 申し分ない縁談

第23話 申し分ない縁談夢幻の桃花

夢幻の桃花 第23話 あらすじ

未だに元気を取り戻せない鳳九ほうきゅうを元気づけるため、成玉せいぎょくは鳳九を酒席に誘い話を聞いた。鳳九は大好きな東華とうかを傷つけるような恩返しではなく尽くす恩返しをしたかったのだと話した。東華は夢で見たことの無い光景を見て、その中に出てくる女子に興味を持った。東華は功徳本を取り寄せたが、そこに記されていたのは周夢渓しゅうむけいとの情劫だった。

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夢幻の桃花 第23話 登場人物

鳳九青丘の姫。近い将来青丘の女帝になることが決まっている。東華を諦めきれない。
白奕鳳九の父。
白真鳳九の叔父で白奕の弟。
阿離鳳九のいとこ。白浅と夜華の子供。
折顔白家と懇意な神仙。
東華最も尊い神仙。帝君。
連宋天君の第三皇子。成玉のことが好き。
司命人間の運命を司る神仙。
成玉元は人間だった神仙。鳳九の親友。
滄夷北荒で人間の繁栄を支えている神仙。先日青丘の市で鳳九を見かけた。

夢幻の桃花 第23話 あらすじ【ネタバレ有】

鳳九ほうきゅうを訪ねた成玉せいぎょくは、鳳九のやつれた様子に気づいた。

「あきらめたと言ってたけど、やっぱりうそね」
成玉は鳳九に話しかけた。

鳳九は諦めたと言いながらも「忘れ薬ってどんな味かな」と成玉せいぎょくに相談した。

「鳳九ったら、叔母のように生きてはだめよ」
成玉せいぎょくは言った。

「叔母上と比べ物になる?皇太子殿下は叔母上を…ずっと心にかけてる。でも帝君は私が誰かさえ知らない」
鳳九は暗い表情で話した。

成玉は鳳九を外に連れ出した。

折顔せつがんは鳳九の父白奕はくえきの所に縁談話を持ってやってきた。

お相手は織越しょくえつ山の滄夷そうい神君だ。滄夷はあの日鳳九を見かけて一目ぼれしたのだそうだ。

滄夷そうい神君は名家の出ではないが、己の力によって人間界の繁栄を守っている。若手の中の逸材だ。私も気に留めていた。鳳九とは釣り合う」

白奕はくえきが話すのを、阿離ありが盗み聞きしていた。

白奕はくえきは鳳九の意向を聞いてから返事をすると折顔に話した。
折顔は婚姻の約定書を置いて帰っていった。

九天の成玉せいぎょくの部屋で、鳳九と成玉せいぎょくは酒を浴びるように飲んでいた。

頭では東華を吹っ切れていても、心では吹っ切れていないと鳳九は話している。

「私は恩返しのために帝君の情劫じょうごうを助けた。帝君の心を奪って骨の髄までほれさせてから突き放して骨の髄まで傷つけたの。帝君は得られぬ愛でとことん傷つき情劫を終えた。そして九天に戻り万事思いのまま。すこぶる平穏よ。こたびの情劫で私は助けたから恩返しは済んだはず。願いはかなった。でも本当は恩返しで帝君に尽くしたかったの。帝君が大好きなのに傷つけるしかなかった。帝君を傷つけた時、あの方より心が痛んだ」

鳳九は寂しそうに語った。

「どうやって帝君を諦めるべきかな」
鳳九は涙をぬぐい、成玉に聞いた。

「自分を愛してくれる殿方に嫁ぐこと。どんな話をしても答えてくれて、どんな気分でいても案じてくれる。そういう夫がいればやがて帝君を忘れられるわ」

2人は杯を手に持った。

「この酒を飲み干したら諦めるのよ」

成玉は鳳九を見た。

青丘せいきゅう女子おなごは未練がましくない」

2人は乾杯し酒をあおった。

葉青緹ようせいていがくれた腕輪をずっと着けてる。あの人をどう思ってるの?」

「私が人間界へ行き情劫を変えたせいであの人は死んだ。私は借りがある。何とかして救うわ」

鳳九は話した。

部屋の扉の前で誰かが盗み聞きしているのを察知した2人は、勢いよく扉を開け鉄拳制裁をした。
そこにいたのは連宋れんそうだった。

鳳九は「ごゆっくり」と言って帰っていった。

連宋は完成した短刀を届けに来たそうだ。

以前成玉せいぎょくは花見の途中で帰った。
その借りを返すために、盛典の名簿確認を手伝ってほしい、いやなら花見の続きをしろと連宋れんそうが言うと、成玉せいぎょくは渋々名簿の確認を手伝うことにした。

東華は見覚えのない光景を夢見ていた。

「私が人間界で経たことか?…夢の中の女子おなごは果たして何者だ」
東華は考えている。

そこに成玉せいぎょく連宋れんそうに向けて放った短刀が飛んできた。

東華は短刀を手に持ち、先ほど見た夢にでてきた短刀の図を思い出した。

東華は短刀を成玉せいぎょくに渡し立ち去った。

「人間界で劫を経たあと無口になったな。よほどひどい目に遭ったか」

東華の様子を見た連宋れんそうは不思議そうに呟いた。

「ばか言わないで。あの方と出会った者がひどい目に遭うの。疫病神だわ」
成玉せいぎょくは怒って叫び立ち去った。

泥酔した鳳九が青丘に戻ると、白奕はくえきが来ていた。

白奕はくえきは勝手に人間界に行き人間のために喪に服す、そんなざまで青丘の女帝が務まるのかとお説教をした。

「私はばかです。当初人間界に行くべきじゃなかった」
鳳九は反省した。

白奕はくえき滄夷そういとの結婚の約定書を取り出した。

「お前の考えが聞きたい」
白奕は鳳九に渡した。

約定書を見ながら鳳九は、成玉との話を思い出していた。
忘れるためには、自分を愛してくれる男と結婚すること…。

鳳九は即座にこの結婚に同意した。

「慎重に考えろ」
白奕はくえきは鳳九を諭したが、鳳九は話を聞かず、渡りに船だと言って約定書に爪印を押した。

重霖が暗い顔をしているのを見つけ、連宋れんそうは声をかけた。

重霖が言うには、東華が急に劫を記した功徳本を読みたいと言い出したそうだ。

重霖は何かあったのかと考えたが、とても聞くことができず心配しているのだという。

連宋は様子を見るため東華を訪ねた。
ちょうどそこに司命が功徳本を持ってやってきた。

「功徳本なら重霖に託せばよい」
東華は司命に言った。

「当初帝君は読まないと仰せでした。翻意されたのは問題があるためかと考え、私が参ったのです。疑問があれば直ちにお解きします」

司命は説明したが、東華から反応はなく、功徳本を置いて退出した。

連宋はやはり奇妙だと言って自分の感じた違和感を話し始めた。

「1つ目は司命が用心深かったこと。だが心配性なのでまだ筋は通る。2つ目は帝君にしか分かりません。なぜ感情のない東華帝君が人間界での劫に興味を持ったのか」

連宋れんそう東華とうかに借りて功徳本を読んでみた。
そこには周夢渓しゅうむけいとの情劫が記されていた。

「私の記憶と違うようだ」
東華とうかは言った。

「俗世の縁は夢のごとし。重大事でなければ執着することはありません。忘れては?」
連宋れんそうは話した。

「そなたも成玉せいぎょくのことを忘れよ」
「愛の深みにはまることもまた幸せです」
連宋は帰っていった。

成玉せいぎょくが宴の名簿を書いていると、連宋れんそうがいつになく真面目な顔をしてやってきた。

「そなたが守ろうとしている友のことだが、なぜ帝君のごうに関わった。東華帝君の安否は四海八荒(四方の海と八方の果て)を左右する。下手に関われば思わぬ事態に。…約束してくれ。決して帝君に危害を及ぼさないと」

連宋は言った。

「帝君を傷つける気は一切ない。…やむなく関わっただけよ。こんなことは二度と起きない。あの子も…反省してる」
成玉せいぎょくは連宋に向き合い伝えた。

「成玉、そなたは私に助けられたな。また私に借りが」

連宋は場の雰囲気を和ませようと成玉せいぎょくをからかった。

「あなたの話を真に受けた私がばかだった」
「認めたな」
「もう相手にしない。さっさと借りを返してやる」

2人はもみ合い、せっかく書いた名簿を汚してしまった。

成玉せいぎょくは怒り、連宋れんそうに鉄拳制裁を加えようと立ち上がった。

鳳九が起きると、結納の品が届いていた。

滄夷そういは鳳九が返事をしてすぐに結納の品を届けてきたのだと阿離ありが教えてくれた。

鳳九は酔っていた時の自分を思い出し、「しまった」と言って駆け出して行った。

白奕はくえきの所に着いた鳳九は、結婚をなしにしてほしいと頼んだが、父は助けてくれなかった。

次に鳳九は白真はくしんを訪ね、折顔せつがんが縁談話を持ってきたときに止めなかった白真はくしんが悪いので、自分に味方するようにと頼んだ。

白真はくしん白奕はくえきを訪ね破談にするべきだと説得を試みた。
白奕はくえきは爪印のある約定書を見せた。

「簡単に約束を反故にすれば、我ら青丘は物笑いの種になる」
白奕は取り合わない。

白奕はくえき滄夷そういの人柄や実績を挙げた。

「今重要なのは、将来の女帝を支えられる有能な婿を取ること…滄夷そうい神君はうってつけ」
白奕は鳳九を説得するよう白真はくしんに言った。

「いくらよい相手でも鳳九は好きではない。あの子の思いより、釣り合うことの方が大切なのか?」
白真は説得しようとしたけれど、白奕はくえきの考えは変わらなかった。

鳳九は最終手段として、滄夷そういに掛け合って婚姻を解消することに決め出掛けて行った。

鳳九は滄夷そういに、酒に酔っていて婚姻は本意ではないと伝えた。

「一緒に過ごすうちに心が通い合うはずだ」
滄夷そういは取り合ってくれない。

次に鳳九は喪に服しているので断じて嫁げないと言ってみた。

「私もいっしょに喪に服そう」
滄夷そういはやはり婚約を解消してくれなかった。

「では青丘の掟に従いましょう。青丘の姫の夫は妻に劣ってはならない。戦ってあなたが勝てば私は嫁ぐ。負けたら婚約は解消して」

「冗談であろう。私は女子と手合わせなどしない」
滄夷そういは答えた。

「戦わないと言うことは、婚約を解消するんですね」

鳳九が笑顔で言うと、滄夷そういは剣を取り出し、鳳九も剣を構えた。

2人の仙力がぶつかり合い、鳳九の放った術で神像が壊れた。

驚いた鳳九はバランスを崩し、滄夷そういに抱き留められた。

そこに白奕はくえきとは折顔せつがんが現れ戦いを止めて…。

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感想

人間界でのことは、目覚めたら何も覚えていないはずですが、帝君は覚えていたようです。永遠の桃花の時も人間界でのことを覚えていたので、帝君ともなると普通の神仙と違うと言うことでしょうか、あるいは人間界でのことが強烈すぎたと言うことでしょうか。

いずれにしても「あの女子は誰だ?」と女子おなごが気になっていた上に、その女子は連宋が作った短刀の図に近い位置にいる者だということも察したようですので、帝君が鳳九に気づいてくれる日も近いかもしれません!!

滄夷はちょっと当て馬にしても扱い雑すぎて可哀そうな気がします。酔って婚約OKされてすぐに解消を申し込まれて…。

パパも悪いですよ、絶対。どう見ても泥酔してる娘が承諾したからってそのまま伝えるなんて。酔いがさめてからもう1度聞いてくれても良かったと思います。

ハッ!…もしかして、滄夷ではなく鳳九が前回市で助けた若者の方が真の当て馬(?)だったりするのでしょうか?前回名前は出なかったのですが、あの人あれだけで終わりの人のようには見えなかった気がしました。

まぁ、何はともあれ未だに存在を認識されていないらしい鳳九!頑張ってください。

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