永遠の桃花~三生三世~第8話 青丘の女帝・白浅

第8話 青丘の女帝・白浅永遠の桃花

永遠の桃花 第8話 登場人物

楽胥天君の第1皇子・央錯の妻。
央錯天君の第1皇子。
天君天族のトップ。
素錦翼族の乱で全滅した素錦族の生き残り。楽胥と央錯が養女にして育てている。
白浅司音という名で崑崙虚で修行していた上仙。青丘の将来の女帝。
折顔白家と親しい上神。十里桃林に住んでいる。
白真白浅の兄。
白止白浅の父。青丘を統べる狐帝。
桑籍天君の第2皇子。白浅との結婚話がある。
帝君天族の上皇のようなもの。
連宋天君の第3皇子。

永遠の桃花 第8話 あらすじ

楽胥らくしょは男子を出産し、天君は夜華やかと名付けた。墨淵ぼくえんを連れ青丘せいきゅうに帰ってきた白浅はくせんは虫の息だった。白浅の両親は命の危険も顧みず、白浅を救うため奔走した。離鏡は玉魂を司音に渡そうと崑崙虚にやってきたが、司音はすでにいなかった。白浅は自分の心の血で墨淵の仙体を保った。7万年が経ち、もうすぐ擎蒼が目覚める日が来る。

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永遠の桃花 第8話 あらすじ【ネタバレ有】

楽胥らくしょが出産を行っている。

「奇妙な霊胎れいたいだ。体に宿ったのち数日で生まれるとは」
崑崙虚こんろんきょの霊気と金蓮きんれんのご加護のためかと」
不思議がる天君に央錯おうさくは返した。

墨淵ぼくえんは格の高い神仙だ。父神ふしんの嫡子で唯一の血縁でもある。その墨淵ぼくえんの金蓮に守られた子なら、特別な者であろう」
天君は語った。

楽胥らくしょは7日間苦しんで無事に男の子を出産した。
空は茜色に輝き、墨淵が誕生した時と同様の吉祥が現れた。

「天族にやっと跡継ぎが誕生した。私が皇太子に名を授けよう。“夜華やか”だ」
天君は皇子を名付けた。

夜華やか素錦そきんの2万歳年下だ。
楽胥らくしょ素錦そきん夜華やかの面倒を見てあげるよう頼んだ。

十里桃林じゅうりとうりんに女子がやってきた。
「どこの蛇だ。勝手に十里桃林に入るとは」
折顔せつがんは声をかけた。

「私は白真はくしん上神に会いに…」
「私に会いたい者は皆ここへ来るのだな」
「もはや四海八荒しかいはっこう(四方の海と八方の果て)では有名だ。白真はくしんに会うには屋敷を訪ねるより“桃林へ行け”とな」
折顔せつがんは言った。

女子は白浅はくせんに助けられた蛇・少辛しょうしんだった。

少辛しょうしんは白浅に会った時を思い返している。

「家がありません。親もいません。崑崙虚こんろんきょの霊気を浴び修練して人の形になれたのです」
少辛しょうしんは身の上を語った。

「家がないなら与えよう」
白浅は酒瓶を渡した。

「酒瓶をくれた名も知らない上仙じょうせんによると、白真はくしん上神が私を引き取ってくださると」
少辛しょうしんは白真に訳を言い、白真の侍女として仕えると話した。

白真はくしんは侍女は必要ないと言い、代わりに狐狸洞こりどうで母の侍女として仕えるよう言って、狐狸洞に連れていった。

白止はくしの妻は引き受け、少辛しょうしんの世話を迷谷めいこくに頼んだ。
去り際少辛しょうしんは白真を見た。

「女運が上々のようだな」
折顔は白真をからかった。

「5人の子のうち白真はくしんは最も美しいの。もし女子おなごなら白浅に負けなかった」
白止はくしの妻は話している。

「1歳の頃からあなたにくっついて迷惑では?」
白止はくしの妻は折顔せつがんに尋ねた。

白真はくしんがいないと私も寂しいです」
折顔と白真は十里桃林に帰っていった。

白真はくしん折顔せつがんが十里桃林に帰ると、今度は疊風ちょうほうがやってきて、司音しいん墨淵ぼくえんの仙体が消えたと話した。
2人は急いで白浅を探しに出かけた。

洞窟の中にいた白浅は、しんの血を墨淵ぼくえんに飲ませたため、ぐったりと虫の息で横たわっていた。
しんの血を抜きすぎるといずれ命を落とす。誰かが修為しゅうい(修練を積み得た仙力)を与えなければ」
折顔が言うと、白止はくし狐帝が名乗り出た。

青丘の君主が修為を失ってはいけない。
白止はくしの妻は夫を止め、自分が修為を与えると名乗り出た。

修為しゅういの大半を失いますよ…われら神仙の仙気はそれぞれ違うが、多くの修為が渡れば仙気を損ない魔道に落ちることに。そうなればどちらも助かりません」
折顔は語り、神芝草しんしそうで仙力を清めてから修為を与えるよう助言した。

「(神芝草しんしそうは)東海とうかい瀛州えいしゅうに(ある)、だが父神ふしん神芝草しんしそうを天道に背く物とし4頭の猛獣に守らせています。…父神ふしんは4頭に修為を与えており墨淵でさえも勝つのは難しいかと」
折顔はさらに語り、白止はくし神芝草しんしそうを採りに行くことになった。

離鏡りけい玉魂ぎょくこん司音しいんに渡そうと、崑崙虚にやってきた。
しかし司音しいんはいないと言われ、追い返された。

崑崙虚の弟子たちが集まり、疊風ちょうほうは墨淵の刀に語り掛けている。
「私は兄弟子でありながら、司音しいんを守れませんでした。なれど司音しいんと師匠がどこへ消えようと2人を必ず見つけます。今日を限りに私は山を下ります。どれほど道が遠く時がかかっても、師匠の仙体と司音しいんを取り戻します」

疊風ちょうほうは弟弟子たちにも崑崙虚を去るように言い、敵討ちを考えないよう念を押した。崑崙虚は無人になった。

皓徳君こうとくくんが治める6万3082年の秋、翼族の乱が終結。
父神ふしんの嫡子墨淵ぼくえんと弟子の司音しいんは共に隠棲し行方知れずになった

東華とうか帝君の計らいで、天史にはこう記されることになった。

白止はくしは傷だらけで神芝草しんしそうを持ち帰り、折顔は白浅に神芝草しんしそうを食べさせた。
白止はくしの妻が修為を半分与えると、白浅は目を覚ました。

墨淵は、仙体を癒やすのに最適な炎華洞えんかどうに移された。
白止はくしの妻は、天劫を受けずに上仙じょうせんになった白浅に天が別の形で劫を与えたのだろうと話した。
白真はくしんは赤子の鳳九を連れてきて、白浅は初めて姪っ子と対面した。

師匠と崑崙虚を離れ7万年が過ぎた。
私は青丘せいきゅうから一歩も出ず兄弟子たちも山を下りて、にぎやかだった崑崙虚は無人の聖地となった。
天族と翼族は友好を結び、それから少しずつ墨淵ぼくえん擎蒼けいそうの名は崑崙虚の落ち葉と若水じゃくすいの泥土の中に埋もれて誰も顧みなくなった。

「師匠、あと7日で擎蒼の封印が解け姿を現します。でもご安心を。この司音しいんが命を懸けて再び封印しますから」
白浅は墨淵ぼくえんの仙体に話しかけた。

天君と狐帝の決めた白浅の婚約者・桑籍そうせきは白浅を訪ねてきており、白浅は逃げ続けていた。
迷谷めいこく少辛しょうしん桑籍そうせきの世話をしている。
1か月待たされている間に桑籍そうせき少辛しょうしんは心を通わせていた。

少辛しょうしん破雲扇はうんせんを白浅から与えられて持っている。
破雲扇はうんせんのもともとの持ち主、霊宝天尊れいほうてんそん元始天尊げんしてんそんの弟子で夜華やかの兄弟子だと桑籍そうせき少辛しょうしんに話して聞かせた。

桑籍そうせき少辛しょうしんに求婚し、密かに天宮に連れ帰った。
夜華やか連宋れんそう桑籍そうせき少辛しょうしんを連れ帰ったことを相談して…?

感想

ついに夜華やかが生まれました。
天君の話によれば、夜華やかは楽胥が身ごもってすぐに生まれたようです。
楽胥によれば、夜華やかは素錦の2万歳年下です。
翼族の乱の時、素錦は500歳でした。
つまり翼族の乱から約2万年が経過して楽胥は身ごもりました。

楽胥が身ごもった時、司音(白浅)はまだ崑崙虚にいました。
青丘に帰って白浅が対面した鳳九はまだ赤子でした。

何だか変では?
翼族の乱の前に鳳九は生まれていたはずなので、鳳九は2万歳になってもまだ赤子のままです…。
もしかして狐族こぞくは赤子の時期が長いのでしょうか?

素錦は2万年経っても500歳の頃と同じ容姿だったので種族によって赤子の時期が長いとか、幼女の時期が長いとかあるのかもしれません。
そう考えれば辻褄が合います。

少辛しょうしんと桑籍殿下の件で一波乱ありそうですね!次回が楽しみです。

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