永遠の桃花~三生三世~第45話 神芝草を求めて

第45話 神芝草を求めて永遠の桃花

永遠の桃花 第45話 あらすじ

離鏡りけい玄女げんじょの行方を追って瀛州えいしゅうに向かった。臙脂えんじ子闌しらん・玄女の3名は神芝草しんしそうを採るため4頭の猛獣のいる洞窟に入っていき、離鏡も臙脂を助けに洞窟の中に入った。猛獣に歯が立たず子闌が臙脂を連れて外に出ると、夜華やかがやってきて洞窟の中に入っていって…?

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永遠の桃花 第45話 登場人物

白浅青丘の東荒女帝。夜華と婚約している。別名:司音 素素(素素の記憶はない)
夜華天族の皇太子。白浅を愛しているが、白浅は墨淵を愛していると思っている。
離鏡翼王。
玄女離鏡の妻。罪を犯し投獄されていたが、脱獄した。
臙脂離鏡の妹。人間界で食堂の店主をしている。
子闌崑崙虚の16番弟子。人間界で臙脂に出会い近づいた。
折顔十里桃林に暮らす上神。医術に関しては右に出る者がいない。
白真白浅の兄。
疊雍西海水君の第一王子。600年前からずっと病に苦しんでいた。

永遠の桃花 第45話 詳しいあらすじ【ネタバレ有】

離鏡りけいの部下は玄女げんじょ臙脂えんじと男を連れて瀛州えいしゅうに入ったこと、玄女げんじょは子供を連れていることを離鏡に報告した。

もし玄女げんじょに手を出せば子供を傷つけてしまうかもしれないと言う部下に、離鏡は自分に子はいないと話した。

「私の子は生まれ落ちた時すでに死んでいたのだ」
離鏡は言った。

玄女げんじょ、俺を7万年もだまして、なぜ俺との子を連れている?お前が分からない』
部下が去り1人になった離鏡は、心の中で思った。

「私のこと正気じゃないと思うでしょ?」
たき火を囲み野宿をしながら、玄女は臙脂に言った。

「いいえ。大紫明宮だいしめいきゅうは呪われた場所よ。恨みと欲望が満ちあふれてる。あそこにいたら望まないのに背中を押されて過ちを犯し元に戻れなくなる。あなたも大紫明宮だいしめいきゅうへ来なければこんな日を迎えなかった。すべて失い心にあるのは恨みだけ」
臙脂えんじは言った。

「そうね。もし離鏡について翼界へ行かなかったら…。私はね、末っ子として生まれたの。まだ赤子の時に、姉は青丘の狐帝こていの長子に嫁いでいった。それゆえ姉が家名を上げたと幼い頃から聞かされてきた。そしてその縁により私は白浅はくせんと遊んで育った。白浅は姫であり青丘で最も美しい女子よ。でも私には何もなかった。その後母さんから黒熊精こくゆうせいに嫁がされそうになり崑崙虚こんろんきょへ逃げ込んだ。離鏡りけいのことは本当に愛したのよ。でも司音しいんの愛する男を奪い誤った道に踏み出すと、さらに過ちは重なり戻る道を失ってしまった。私が欲しかったのは王妃の座だけと、離鏡はそう思ってる。でも愛してるからこそ、何もかも捧げてきたのよ」

玄女は胸の内を語った。

玄女は子供を抱いて寝てしまった。
子闌しらんは臙脂の隣に腰かけた。

「私と一緒にいて怖くないの?」
「何が?」

「私は人間じゃなくて翼族よ」
「そのことか。子供の頃翼族の美女の話を講談で聞いたけど、本当に会えるとはな」
子闌が笑顔で言うと臙脂も笑顔を見せた。

「誰かを好きになったことは?」
子闌は臙脂に聞いた。

「急にどうしたの」
「知りたいんだ」

「7万年前にそんなことがあった。私はほんの子供でその神仙のことをかわいいなと思った。それが恋なのかはよく分からないわ」
「素直に何でも話すんだな」

子闌は笑った。

「私の性分なの。でも人間は付き合いにくくて口の聞けないふりを」
「私も思ったことは口に出す性分なんだ。だから言うよ。好きだ」

「その…」
「どうした。何でも口に出す性分のはずだろ。私を好きか?」

「私は…」
「いいんだ。私を好きにならなくていい」

「私が誰か知ってるの?」
「ああ、知っているよ。臙脂だろ?翼族の王女で、翼王の妹だ」

「なぜそれを」
「前から知ってた」

「あなたは誰?」
「明日になれば話す。今は何も聞かずにただの人間と思っていてくれ。最後まで守らせてほしいんだ」

子闌は見回りに行った。

翌日、臙脂は玄女を子闌に託し、神芝草しんしそうのある洞窟に入っていった。洞窟の中には混沌こんとん窮奇きゅうき檮杌とうこつ饕餮とうてつという4頭の猛獣がいて中に入ると襲い掛かってくる。
子闌は玄女に洞窟の外で待つよう言い、臙脂の後を追った。

『だめよ神芝草しんしそうは自分で手に入れる』
玄女も洞窟に中に入った。

4頭の猛獣が姿を現した。
玄女は岩陰に隠れ、臙脂は剣を構え、子闌は名乗りを上げて猛獣に斬りかかった。

離鏡は臙脂を助けるため、部下と共に洞窟の中に入った。

離鏡が中に入った時には、臙脂も子闌も傷を負い倒れていた。

離鏡は臙脂を背負い、外に向かった。
離鏡の部下は次々猛獣に倒されていく。

「兵が全滅する前に逃げろ」
子闌は離鏡に言った。

「猛獣を甘く見るな。お前が10人いても勝てん」
2人が話している間にも離鏡りけいの部下は猛獣に倒されていく。

「翼王でしょう?神芝草しんしそうを採りに来てくれたのね?」
玄女は嬉しそうに岩陰から出てきた。

「何が神芝草しんしそうだ。女たちを外へ」
離鏡は臙脂を子闌に託し、猛獣に向かっていった。

子闌は臙脂を抱き、玄女も連れて行こうとしたが、玄女は息子のために神芝草しんしそうを手に入れるのだと言ってその場から動こうとしなかった。

「だったら好きにしろ」
子闌は臙脂を連れ外に出た。

「誰も生きて出られないな」
子闌がつぶやいた時、夜華が現れた。

「猛獣を挑発したのは誰だ」
夜華は言った。

子闌は玄女と離鏡が中にいることを話した。
夜華は子闌と臙脂に仙障せんしょうを張ると、洞窟の中に入っていった。

夜華が戦っている間に離鏡りけいは玄女を連れて外に出ようとした。

「この子を救うため神芝草しんしそうを手に入れるの」
玄女は動こうとしなかった。

3頭の猛獣を倒した夜華は数株神芝草しんしそうを採ると、他は消滅させた。
玄女は夜華に斬りかかり、玄女の攻撃をかわした夜華は猛獣に右腕を食いちぎられてしまった。

離鏡りけいと玄女は猛獣に斬りかかり夜華がとどめを刺した。
夜華は完全に神芝草しんしそうを消滅させた。

離鏡りけいは玄女と子供を連れ、夜華と共に外に出た。
夜華は瀛州えいしゅうを破壊し海の底に沈めた。

「どうか神芝草しんしそうをお恵みください」
去ろうとする夜華やかを追いかけ、臙脂はひざまずいて夜華に頼んだ。

「天族の秘宝は翼族の役に立たん」
夜華は言った。

「分かってますが、子は狐族こぞくの血を引くので、救えるかもしれません。翼族との7万年の友好を重んじて、どうぞお恵みください」
夜華は臙脂に神芝草しんしそうを与えた。

臙脂は神芝草しんしそうを持って玄女の所に行ったが、玄女は猛獣の攻撃を受け負傷し、苦しそうな様子で離鏡りけいに抱かれていた。

神芝草しんしそうが手に入った」
離鏡が言うと、玄女は離鏡に手を伸ばした。

離鏡は玄女の手を取り、自分の頬に当てた。

「翼王…」
「話をするな。大紫明宮だいしめいきゅうへ連れて帰る。すぐによくなる。すぐにな」

崑崙虚こんろんきょの洞窟でのことは…私は本気で…」
「分かっている」

玄女は離鏡の腕の中で亡くなった。

『玄女、今日はこの7万年で初めてお前の誠の顔を見た。俺たち夫婦はなんと滑稽で哀れなものだったのか』
離鏡は玄女の顔を見て思った。

臙脂は玄女の腕の中から子供を受け取った。

離鏡りけいは夜華を追いかけ、墨淵ぼくえんを救えば東皇鐘とうこうしょうの封印が破れ擎蒼けいそうが出てくること、擎蒼の仙力は離鏡達兄弟が死ぬ度増大し、先日離怨りえんが死んだことを話した。

「殿下と白浅上神は婚約を交わし、いずれ天君と天后てんこうになります。なぜわざわざ墨淵ぼくえんを目覚めさせる必要が?」

「墨淵を救うことは白浅にとって7万年来の悲願なのだ」

「もし擎蒼けいそうが封印を破れば、殿下は白浅のため己の元神で擎蒼けいそうを封じ墨淵ぼくえんに白浅を託せますか?私の話は以上です」
夜華はゆっくりと立ち去った。

子闌は臙脂と海を見ている。
臙脂は洞窟の中で子闌が名乗るのを聞いて子闌しらんが誰か知った。

「正直に話すよ。司音しいんに会ったと離鏡から聞いたので、人間界へ捜しに行った時そなたを見かけた。そして機を見て近づき親しくなったんだ。翼族の王女が人間界にいるなんて、きっと何か企んでいると思ったからだ」

「私が何を企んでるか分かった?」
「いいや。何も見つけられなかった」

「そうよね。当然だわ。私は大紫明宮だいしめいきゅうでの争いを見たくなくて、人間界で静かに暮らしてただけよ」

「そうなのか」
二人の間に沈黙が流れた。

「あなたは企みはないと分かったから去るの?」
臙脂は口火を切った。

「そうだ」
「もし私が人間界に戻ったら一緒に来る?」

「行かない。崑崙虚に兄弟子たちが全員戻っている。だから私も戻らねば」
「私は翼族であなたは上仙じょうせんなのにそんなこと聞くなんて諦めが悪いわね」

臙脂は子供を抱えて立ち去った。

夜華は崑崙虚に立ち寄り、煉丹炉を借りると、神芝草しんしそうを入れ一生分の修為を送り丹薬を作った。

白浅はくせん、私がしてやれるのはこれが最後だ』

丹薬を作り終えた夜華は十里桃林の折顔せつがんを訪ねた。
「これを白浅に」
夜華は折顔に丹薬を渡すと気を失った。

西海せいかい白浅はくせんは3日間結魄灯けっぱくとうを灯し終えた。
すると疊雍ちょうようが目覚めた。

「この600年でこれほど気分が晴れたことはない。今日は舟で西海せいかいに出てみようか。病を患ってから一度も見ていない」
疊雍ちょうようは言った。

3日火の番をして目が疲れた白浅は、自室で休むことにした。

夜華は折顔の手当てを受け眠っていた。
折顔は夜華の側に座り蓮根を吟味している。

「なぜ急にこんな姿に?」
白真はくしんは夜華の姿を見て驚き、折顔に尋ねた。

「命を取り留めたら話してくれるだろう」
「口の重い夜華が話すか?」

「こんな体で天宮に戻らず十里桃林じゅうりとうりんに来たのは、天君に知られたくない事情があるのだ。打ち明けるのを待とう」
「確かにそうだな。何をする気だ」

「皇太子ともあろう者が一方の腕がないのはまずい。年代ものの蓮根で義手を作ろうと思う」
「義手で剣を使えるか?」

「無理だな。動かすこともできん」
「では意味がない」

「見た目の問題さ。白浅を娶るときに両腕があったほうがいい」
「そうだな。では本物らしく作ってくれ」

白真はくしんが頼むと、折顔は蓮根と夜華を見比べた…。

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感想

なんだかすごい回でしたが、子闌さんと臙脂。
この2人の可愛さが癒しでした。

夜華の右腕が…右腕が無くなってしまいました…。
レンコンで腕作るんですね。
さすが!

玄女のせいです。
亡くなった方のことを悪く言いたくないですが、玄女…。

離鏡様は玄女の本当の顔を初めて見たと言っていました。
私はそれがどういう意味なのかよく分からなかったです。

まず、そもそも今の顔が、玄女の本当の顔で、お化粧ばっちりの顔は本当の顔じゃないということでしょうか?
そもそも36話で、白浅の顔に化けて悪事を働いたことで天罰が下って今の顔になりました。


あの時玄女は、「私はこんな顔じゃない。こんな顔要らないわ」と叫んでいましたが、私はその顔にお化粧すれば、前の顔になるじゃんと思ってしまってました。

玄女はたまに白浅の顔に化けていたけど、あれは長時間続かないから普段は玄女の顔ですね?

あの顔も何か術を使って美しく見せてた顔で、本当は放送できないくらい醜い顔ということでしょうか?

それとも離鏡様の言う「本当の顔」というのは、比喩表現で、本当の玄女の心を見たというような意味でしょうか?

夜華は白浅のために丹薬を作りました。

離鏡様は墨淵を救おうとは思わない。
夜華は墨淵を救おうと思う。
この辺りが2人の違いのようです。

白浅は幸せ者だけど、夜華がいなかったら幸せになれないと思うので、体を大切にしてほしいと思いました。

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