永遠の桃花~三生三世~第25話 新しい生命

第25話 新しい生命永遠の桃花

永遠の桃花 第25話 登場人物

素素青丘の女帝・白浅が記憶・容色・仙力を奪われた姿。夜華の子を妊娠している。
夜華天族の皇太子。素素を守るため、表向き素素に冷たく接している。
素錦若水の戦いで滅んだ素錦族の生き残り。夜華に嫁ぐための布石として、天君に嫁いだ。
奈奈夜華が選んだ素素の侍女。
天君天族の長。夜華の祖父。素素を邪魔に思っている。
央錯夜華の父。
東華最も尊い神仙。天族の上皇のような存在。
鳳九白浅の姪。東華帝君に命を救われた。九尾紅狐姿で、東華に可愛がられている。
織越夜華の従妹。東華のことが好き。
離鏡翼族の王。かつて司音(白浅)と恋仲だった。
玄女白浅の兄嫁の妹。離鏡の妻。7万年前、司音(白浅)から離鏡を奪い、さらに天族を裏切った。
少辛白浅が助けた蛇。白浅の侍女をしていたが、白浅の婚約者・桑籍と恋仲になり結婚した。

永遠の桃花 第25話 あらすじ【ネタバレ無】

素素そその陣痛が始まり、奈奈だいだいは報告のため夜華やかの寝殿へやってきた。しかし寝殿に仕える宮女たちは束になって奈奈だいだいの行く手を阻んだ。奈奈は通りかかった連宋れんそうにすがり、素素そその陣痛が始まったことを伝えた。連宋は薬王を連れ、一攬芳華いちらんほうかに向かって…?

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永遠の桃花 第25話 あらすじ【ネタバレ有】

夜華やか素素そその代わりに毎日雷刑を受けている。
今日も雷刑を受けるため、普化天尊ふかてんそんを訪ねた。

夜華は皇太子となるための雷と荒火こうかを浴びたばかりだ。

「明日改めてお越しになっては?」

普化天尊ふかてんそんは言った。

「天君の命には逆らえません」

夜華は雷刑を受けに刑場に立った。

その頃素素そそは産気づき、奈奈だいだいは夜華の寝殿に報告に走った。

しかし宮女たちは「殿下の命で誰も入れられない」と言って奈奈だいだいの入室を阻んだ。

連宋れんそうはそばを通りがかり、様子を見に来た。

素素そそ様に陣痛が」

奈奈だいだいは連宋にすがった。

「私が見に行く」

連宋は奈奈と薬王を連れて一攬芳華いちらんほうかへ向かった。

素素そそのお産が始まった。

素素そそは苦しみながら、「夜華、夜華どこなの」とうわ言のように言っている。

玄女げんじょは出産を終えた。

しかし生まれたのは病児だった。

「この巫医ふいの薬のせいで私が早産しただけでなく、子の意識がありません」

玄女げんじょはねぎらいに来た離鏡りけいに訴えた。

「翼王違います。お子が病児だと知った王妃様が私に、禁忌の方法を使わせたのです。これはぬれぎぬです」
巫医ふいは必死に言った。

「この者の首をはねなさい」

玄女げんじょが命じると、巫医ふいは兵士に連れられて行った。

「息子よ。この母が助けてあげる」

玄女げんじょはおくるみに包まれた赤子に頬を寄せた。

離鏡りけいはかつて崑崙虚こんろんきょ司音しいんと話したことを思い出していた。

「上古の時代、罪業が深い者には天罰が下った。例えば接虞せつぐという女は、罪業が深すぎて、3人続けて病児を産んだ」

離鏡りけい司音しいんに話している。

「じゃあ因果応報ってわけね。私と一緒になったら悪さをしないで」

司音しいんは離鏡の隣に座り、離鏡にもたれかかっている。

「誓います」

離鏡りけいは軽く答え、ふたり笑いあった。

一攬芳華いちらんほうかの外で待つ連宋れんそうに夜華が合流した時、中から産声が上がった。

「皇子様のご誕生です。お祝いを申し上げます」

お産に携わった者たちが素素そそを祝福する声が聞こえてきた。

外で聞いていた夜華は目に涙をため、息を吐いて興奮を抑えながら皇子誕生を静かに喜んだ。

夜華は赤子を抱いて素素を訪ね、寝台で眠る素素の隣に寝かせた。

「そなたに似ている。触れてみよ」

夜華やかは素素の手を取り、赤子に触れさせようとした。

しかし素素は夜華の手を振り払い、寝返りを打って夜華やかの反対を向いた。

夜華は赤子を置いて、立ち去った。

夜華がいなくなったのを確認し、素素は赤子の手を握った。

『私がここを去っても、皇太子の子ならあなたは安全だわ』

素素は心の中で思った。

赤子は天君の遣わせた乳母に任せ、素素は眠りについた。

素錦そきんのもとに、素素が皇子を産んだと報告が入った。

「なぜなの。あまりに運がよすぎる。人間のくせにこの私が嫁げない相手に近づき、さらにみごもって皇子を産むだなんて。辛奴しんど教えて、どうしてあの者は幸運なの。私は天族の姫で忠臣の娘なのよ。この私のどこがあの者より劣ってるというの」

素錦そきんは涙ぐみ、悔しさを吐き出した。

夜華の側室になり洗梧宮せんごきゅうに住み始めれば、きっとうまくいくと辛奴しんどは素錦を慰めた。

「悔しくてたまらない。私は夜華と一緒に育ち、ずっと慕い続けてきたのよ。なのに、なぜあの女に先を越されるの」

素錦そきんは落ち着きを取り戻しつつ、屈辱感に震えた。

お産の日、奈奈の行く手を阻んだ宮女たちは夜華の怒りを買い、人間界に追放された。

夜華は素素に布を贈った。
素朴な色の布だ。

「(この布は素朴な色)だが花嫁衣装は華やかにせねば。“そなたを娶る”と言っただろう」
夜華やかは素素に言い、忙しそうに退出した。

「もうすぐお二人の婚儀だと皆がうわさしてます」
奈奈は嬉しそうに素素そそに言った。
しかし素素は何の反応も見せない。

「うれしくないのですか?」
奈奈は心配した。

「殿下は私が哀れだから娶るにすぎないわ。…冗談よ。…それと誅仙台ちゅうせんだいに連れていって」
素素は言った。

「最近よく誅仙台ちゅうせんだいに行かれるのですね。あそこは忌まわしい場所なんですよ」
奈奈はしゃがみ込み、素素の顔を見た。

「途中で花の香りを嗅ぎたいの」
素素は言い、奈奈は素素を連れ出した。

素素は蓮池の欄干を伝いながら歩いている。
奈奈は素素を介助した。

「大丈夫よ。自分の力で歩きたい」
素素の言葉で、奈奈は介助の手を放した。

「昨日通ったのもこの道よね?」
素素は奈奈に確認した。

「そうです。洗梧宮せんごきゅうから誅仙台ちゅうせんだいへの近道ですから」
「ここの花の香りは心が安らぐわ。これからは自分1人で歩いてみないとね。あなたは皇子の世話で大変だし、私は気晴らしになる」

「そうですね。皇太子殿下からの禁足の命も解けましたし。皇子様の母上になったんですもの。これで天宮の中を自由に歩けますよ」
二人はゆっくり歩きながら話している。

素素は皇子の名を夜華やかが決めたか奈奈に尋ねた。

素素そそ様が決めるのを待つと仰せでした」
「“阿離あり”という名はどうかしら」
素素は言った。

「美しい響きですが、どんな字でしょう」
「離別の“離”よ」
素素の表情は、目隠しで隠されている。

「それは…少し不吉では?」
「今後私は自由だと言ったじゃないの。好きに名付けてはいけない?」
「失礼しました」
奈奈はかしこまった。

「奈奈、両目を失ってから気持ちの浮き沈みが激しいの。気に障ったなら許してね」
素素は謝った。

「お苦しみは分かります。気にしないでください」
「よかった。誅仙台ちゅうせんだいに上ってみるからついてきてね」
素素は欄干をゆっくり伝い歩きし、奈奈は隣で見守りながら、介助の手を出しそうになるのを引っ込めた。

狐姿の鳳九ほうきゅうは、折顔せつがん太晨宮たいしんきゅうにいるのを見つけ、『まさか私を連れ戻しに来たんじゃ?』と不安に思った。

折顔が東華とうかを訪ねたのは、擎蒼けいそうの封印について、何か折顔の知らないことを東華が知っているのではないかと思ってのことだった。

「私は白浅はくせん司音しいん上仙だと思っているのだが、実際のところ何も知らない」

東華は言った。

「そこまで推測なさったとは」

「鳳九が言った」

部屋の外で話を聞いていた鳳九は「キュウ」と鳴いた。

「鳳九が?思い出しました。帝君に恩返しするため鳳九は青丘せいきゅうを出たはず」

「確かにしばらくの間ここに来ていた」

「恩返しは済みましたか?」

「私に恩返しなど必要ない」

「その口ぶりでは鳳九が何か迷惑でも?」

「少し面倒であった」

東華は少し考えてから言った。

『私は帝君にとって、やっかい者でしかない』

鳳九は立ち聞きをやめ、とぼとぼと歩き去った。

織越しょくえつは狐の鳳九を捕獲し、鎖妖塔さようとうに閉じ込めた。

素素そそが蓮池で伝い歩きしていると、転倒しそうになった所を折顔に支えられた。

白浅はくせんに似ているうえに、桃の花の香りまでする』

素素を間近に見て、折顔は思った。

「折顔上神、素素が何か失礼を?」

通りかかった夜華が折顔に応対した。

「殿下にゆかりのお方か。私の友に似ている」

「この者は人間ゆえ、十里桃林とは無縁です」

十里桃林じゅうりとうりん?」

素素は十里桃林という言葉に反応した。

十里桃林じゅうりとうりんをご存じか?」

折顔は素素を見た。

素素そそは夜華と二人、十里桃林を訪ねた日のことを思い出していた。

「知りません。珍しい名だと思っただけです」

素素は答えた。

折顔と別れ、夜華は素素を一攬芳華いちらんほうかに送り届けた。

「1人で散歩をしたかっただけなの。花が香ってるから」

寝台に座り、素素は夜華に言った。

「私に釈明など必要ない。皇太子妃になれば、干渉する者もいなくなる」

「もう二度と出歩かないし、迷惑をかけない」

素素そそはお茶を求め手を伸ばした。

夜華はお茶を淹れながら、「素素、10日後に婚儀を行おう」と言った。

「夜華、私は何も見えないのよ。婚儀には作法も多いから、笑われてしまう」

「案ずるな。私がいる」

夜華やかは力強くいった。

「じゃあ安心ね」

素素はお茶を飲んだ。

素錦そきんは天君の前で涙を流しながら何かを訴えていた。

央錯おうさくが来たため、素錦そきんは帰っていった。

「夜華は四海しかいに向け、人間を娶ると布告し、素錦を拒んでおる」

天君は到着した央錯おうさくに告げた。

「息子のしつけを誤った罰を受けます」

央錯おうさくはかしこまった。

「太子印を受けてから、洗梧宮せんごきゅうの宮女を入れ替え、私兵を侍衛にし、さらに婚儀とはな。私でさえ気づかぬうちに事を進めていたのだ。そなたに何ができた」

天君は央錯を見た。

「太子印を授かった以上、夜華は正式な皇太子で、父の私より立場が上です。私とて、なす術がありません」

「好きにさせよ。生涯で1人の女だけを愛することはできまい。だが青丘の反応が…」

青丘せいきゅう白浅はくせん四海八荒しかいはっこう(四方の海と八方の果て)きっての美女。天宮へ嫁いでくれば、夜華の心を奪うやも」

「それを願うしかない」

太晨宮では、東華の前で織越が泣いていた。

「私が狐を鎖妖塔さようとうに閉じ込めました」

東華に問い詰められた織越しょくえつは、泣きながら白状した。

鎖妖塔さようとうの中の鳳九は人の姿になって妖怪と対峙していた。

東華は真っ赤な仙気を身に纏い、鎖妖塔さようとうに駆けつけた。

鎖妖塔さようとうの妖怪ごときがこの私の前で無礼な」

東華は呪文を唱え妖怪を結界の中に閉じ込めた。

ところが、結界の術が強すぎたのか、鳳九の尻尾が消えてしまった。

東華は慌てて結界を解き、剣を構え妖怪に立ち向かった。

鳳九は意識を失い、太晨宮で横になっていた。

鳳九の服は血まみれだ。

薬王は出血のひどさを見て、「手遅れですな」と言った。

「これは帝君の血だ」
司命は薬王の手を引いて、東華の所へ連れていった。

「帝君を傷つけられる者がこの世にいるとは」
血まみれで白い顔をした東華を見た薬王は、感嘆の声を上げた。

「先日鳳九様を救うため仙力を消耗され、今日は鎖妖塔さようとうの妖怪と戦われた。これは妖怪がつけた傷だ」

司命は説明した。

鎖妖塔さようとうの妖怪?あれは父神ふしんが残した九天の妖怪王ですぞ」
薬王は司命に促され、治療を始めた。
座る東華の視界には、眠る鳳九の姿が見えた。

目覚めた鳳九は東華の寝殿にいた。
鳳九は鎖妖塔さようとうでのことを思い出し、司命に東華の具合を尋ねた。

「“鳳九は面倒ばかり起こすので帰れ”と仰せです。帝君は恩返しも求めておられません」
司命が言うと、鳳九は眉根を寄せ悲痛な表情で俯いた。

「帝君が、私に出ていけと?」
「ここに長くいたなら帝君の気性はご存じでしょう。石から生まれたゆえ欲や感情がない。もうお帰りを」
司命は再度帰るよう促した。

「帝君によろしく伝えて」
鳳九は涙をのみ、立ち去った。

意気消沈して青丘せいきゅうに帰った鳳九は、迷谷めいこくに迎えられた。
「叔母上は?話があるの」
鳳九は迷谷めいこくに言った。

迷谷めいこくは白浅が擎蒼けいそうと戦ってから行方不明であること、しかし星象せいしょうを見るかぎり無事なことを鳳九に話した。
「皇太子と婚約中ゆえ、天族に知られてはまずいので、この件は極秘となっています」
迷谷めいこくは言った。

鳳九は何かしていないと東華のことばかり考えてしまう。
少辛しょうしんを懲らしめに行こうと思い付き、鳳九は出かけていった。

少辛しょうしん桑籍そうせきは、冊立式典が終わり、供の者を連れ北海に帰る途中だった。
少辛しょうしんを守ろうとする桑籍そうせきを止め、少辛は鳳九と向かい合った。

白浅はくせん様に扇を返し、謝罪しようと思ってました」
少辛は鳳九の前に進み出た。

「謝罪って本気で言ってるの?」
白浅はくせん様を裏切ったのです。必ず謝罪しなくては。今から鳳九様と一緒に青丘へ行き、許しを請います」
少辛は言った。

『まずいわ。叔母上が姿を消したことは誰も知らないのよ。連れて帰れない。私のせいで少辛しょうしんに知られたら大変だわ』
鳳九は考えた。

「叔母上はお前に会いたくないの。…青丘に来なくていいけど、その破雲扇はうんせんは返してもらう」
鳳九は少辛しょうしんから破雲扇はうんせんを受け取った。

「本当はお前を許せない。だけどお前は青丘せいきゅうでのことを誰にも話さず、この扇も返してくれた。だから許してあげるわ」
「“青丘でのこと”?炎華洞えんかどうにいるお方のことで?…ご安心を。決して誰にも話しません」

「私は許したけど、叔母上が許すかは分からないわよ」

鳳九が破雲扇はうんせんを持って狐狸洞こりどうに帰ると、父・白奕はくえきがひどい剣幕で待っていた…。

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感想

阿離爆誕回です。

私的胸きゅんポイントは、折顔上神が素素=白浅では?と思っているところに夜華が現れたところです。
あれは、絶対折顔上神を威嚇してますね。素素は俺の物だ的オーラを放っています。

素錦に対しては、私は複雑な気持ちを抱えています。
決して手放しに「好き」と言えるキャラではないですが、「この女、スゲーな」と一目置く存在というのでしょうか、努力はすごいと思っています。

なので、今回素錦が素素を妬むシーンはいい気味と思うと同時に、ちょっと切なく可哀そうに思い同情する気持ちもあります。

つまり、このドラマがめちゃくちゃ面白いということです!
こうやって1話ずつブログ書いていても、ここ最近次が気になって次を見てしまっています。
つまり毎日この辺の話をリピートして見ています。

夜華は、素素が全く嬉しそうにしてないのを、出産関係で気分の浮き沈みが激しいからと思い放置しているのでしょうか?
それ放置しないで。ちゃんと言い訳して、とにかく2人で話し合ってください。よろしくおねがいします。

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