永遠の桃花~三生三世~第21話 嫉妬と陰謀

第21話 嫉妬と陰謀永遠の桃花

永遠の桃花 第21話 登場人物

素素青丘の女帝・白浅が記憶・容色・仙力を奪われた姿。天宮に連れてこられ雑に扱われている。
夜華天族の皇太子。素素を守るため、表向き素素に冷たく接している。
連宋天君の第三皇子。夜華が唯一、素素とのことを相談している人。
素錦若水の戦いで滅んだ素錦族の生き残り。夜華の両親に養女として育てられた。天君に嫁いだ。
天君天族の長。夜華の祖父。
奈奈夜華が選んだ素素の侍女。
東華最も尊い神仙。
司命人間の運命を司る神仙。
鳳九白浅の姪。東華帝君に命を救われ、恩返しのため太晨宮で侍女をしている。
離鏡翼族の王。7万年前司音(白浅)に求婚したが、玄女と浮気し結婚した。
霊宝天尊元始天尊に師事した。夜華の兄弟子。

永遠の桃花 第21話 あらすじ【ネタバレ無】

天宮では霊宝天尊れいほうてんそんの法会が行われている。素素そそは外出を禁じられているが、素錦そきんが迎えに来て、法会に向かうことになった。素素そそ夜華やかが青丘の白浅はくせんと結婚する予定であることを知ってしまった。さらに法会では、素素そその持つ玉清崑崙扇ぎょくせいこんろんせんが原因で事故が起きてしまい…?

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永遠の桃花 第21話 あらすじ【ネタバレ有】

夜華やか斬魄刀ざんぱくとうで斬られた傷がなかなか治らず、霊宝天尊れいほうてんそんの温泉で療養していた。

連宋れんそうは夜華の様子を見にやってきた。
「忠実な侍女を見つけてきたのだな。何日もあっていないのだろう?愛しているくせに無関心なふりをするとは。つらいものだ」

連宋は感慨深げに話している。

夜華やかは謀反を起こした離怨りえんについて連宋に尋ねた。

「気性は荒いが翼王になるには器が小さい。だが今の翼王は遊び人だと聞くし、どちらも役立たずだ」

連宋が話し終えると、天君がやって来た。

「そのとおりだ。擎蒼けいそうの息子たちは出来が悪い」
天君は言い、連宋は頷いた。

夜華やかの見舞いを装い法会に行かぬつもりか?」
言われて連宋は法会に向かった。

素素そそ素錦そきんと法会に向かっていると、桑籍そうせき少辛しょうしん夫婦に出会った。
少辛しょうしんは身重の体だ。

素素そそを見た少辛しょうしんは、驚いたような表情をした。

素錦そきんは素素を、人間界で夜華やかを助けた恩人で、夜華の子を宿していると二人に紹介した。
桑籍そうせきが言うには、夜華は上清境じょうせいきょうの温泉にいる。

素素と素錦そきん上清境じょうせいきょうに向かった。

桑籍そうせきは素素の後姿をを見続ける少辛に理由を尋ねたが、少辛は何も言わず口をつぐんだ。

素素が出かけてしばらくすると、上清境の侍女が一攬芳華いちらんほうかにやって来た。

奈奈だいだいが応対すると、「ここのご夫人から“扇子を持ってくるように”との伝言が」と侍女は言った。

奈奈だいだいは不審に思いつつも、玉清崑崙扇ぎょくせいこんろんせんを持って法会に向かった。

素素と素錦が上清境に到着すると、中では天君と夜華やかが話しているところだった。

白浅はくせんは籠もったままだが、婚儀を遅らせてはならぬ。…白浅はくせんは狐帝の一人娘で東荒とうこうの女帝ゆえに高慢な女子おなごかもしれぬ。子がいることをもし責められても、黙って聞いておくのだ」
天君は夜華に白浅との婚儀について話していた。

話を終えた天君は帰る途中、素錦一行と出くわした。

「なぜここにいる」
天君は言った。

楽胥らくしょ様に頼まれたのです。素素を一攬芳華いちらんほうかから連れ出して、気晴らしをさせるようにと」
素錦は天君の問いに答えた。

「人間が法会に来てはならん。早く立ち去れ」
天君が立ち去ると、異変に気付いた夜華やかがやって来た。

洗梧宮せんごきゅうのことに口を出すな」
夜華やかは素錦に言った。

「おせっかいだった」
素錦は言い、立ち去った。

「素錦に関わるな。ここに来てはだめだ。着替えて送っていく」
夜華やかは小声で素素に言った。

法会の席上、桑籍そうせきと少辛は天君の前にひざまずき、少辛に妻としての正式な身分を賜りたいと願い出た。

「その者のことで私を落胆させておきながら、霊宝天尊れいほうてんそんの法会にまで連れてくるとは。まだ親不孝を重ねる気か」
天君は怒りを露わにし、邪魔だと言って二人を下がらせた。

通りかかった夜華と素素もその場面を見ていた。

法会に到着した奈奈だいだいは素素を見つけ、玉清崑崙扇ぎょくせいこんろんせんを手渡そうと近づいた。
しかし何者かが仙術を使い奈奈だいだいを転ばせた。

転んだ拍子に落ちた玉清崑崙扇ぎょくせいこんろんせんは、光りを放った。

すると霊宝天尊れいほうてんそんの神獣・鳳凰が暴れだした。

司命しめいの侍女として法会に来ていた鳳九は鳳凰に襲われ、倒れて吐血した。
離鏡りけいが鳳凰に立ち向かうが鳳凰の魔の気は取れず、夜華によって鳳凰は倒された。

夜華やか玉清崑崙扇ぎょくせいこんろんせんを拾い上げた。
「何も言うな」
夜華やかは小声で素素に命じた。

侍女部屋に運ばれた鳳九は、東華とうかに治療されることになった。

「私が預けた玉清崑崙扇ぎょくせいこんろんせんが神器だと知らなかったのです。人間に神器は扱えないと油断していましたが、うかつでした。私の過ちです。罰をお与えください」
夜華やかは天君の前で素素・奈奈だいだいと共にひざまずき、事情を説明した。

傷ついたのは鳳九だったため、天君は青丘せいきゅうの怒りを買うのではと懸念している。

「そなたが謝ろうとこの人間の罪は消えぬ」
天君は夜華に言った。

素素は濡れ衣だと主張し、奈奈だいだいも宮女から伝言があったことを話し、調査を願い出た。
夜華やかは素素と奈奈だいだいを黙らせた。

一攬芳華いちらんほうかの侍女は新人で天宮の掟を知りません。恐れのあまり過ちを認めないだけです。どうかお目こぼしを」
連宋は助け舟を出した。

奈奈だいだいは位は低くても誠実です。自分の過ちを認めず人のせいにするなんて…」
素素は連宋の発言に反論しようとし、夜華やかは「黙れ」と強い口調で遮った。

素錦は素素を連れ出した自分が代わりに罰を受けると言い、素素をかばった。

天妃てんひ洗梧宮せんごきゅうとは無縁です。もし罰を下されるなら素素が受けます」
夜華やかは言った。

そこに霊宝天尊れいほうてんそんが入ってきて、鳳凰が暴れたことを謝罪した。
天君は玉清崑崙扇ぎょくせいこんろんせんを侍女が落としたことが原因なので、その者を罰すると霊宝天尊れいほうてんそんに説明した。

玉清崑崙扇ぎょくせいこんろんせんを見た霊宝天尊れいほうてんそんは、7万年前司音しいん離鏡りけいが鳳凰と戦ったことを話した。
「鳳凰は司音しいん上仙の扇子を覚えていたため、また同じ扇子を見て暴れたのやも」
霊宝天尊れいほうてんそんは推測した。

夜華やかは法会の邪魔をしてしまったことを霊宝天尊れいほうてんそんに謝罪した。

「神獣が死んだくらいでなぜ立腹なさるのです」
霊宝天尊れいほうてんそんは天君に尋ねた。

「天尊の鳳凰を死なせ、青丘の姫まで傷つけたからだ」
天君は答えた。

「とにかく悪いのは私です。魔の気が消えない神獣を九天へ連れてきたのですから。罰なら私が受けましょう」
霊宝天尊れいほうてんそんが庇ったため、誰も罰を受けずに済んだ。

しかし夜華やかは素素に罰を与えることを決めた。

一攬芳華いちらんほうかの者は本日から禁足とする。私の許しなく洗梧宮せんごきゅうを出てはならん」
夜華やかは素素と奈奈に命じた。

「師匠がお見えになったゆえ、あいさつに行こう」
霊宝天尊れいほうてんそんは夜華を誘った。
夜華やかは部下に素素と奈奈を送らせ、霊宝天尊れいほうてんそんと出かけた。

道々、夜華は天尊に礼を言った。
「翼王が知らせてくれたのだ。さもないと天君の気性ならあの娘を殺していた。…実は先日翼王の従者が、素素のいた昭華宮しょうかきゅうに誤って火をつけたのだ。それを申し訳なく思い素素を救おうとしたのだろう」

天尊は桑籍そうせきの例を挙げ、人間界に戻さないと素素は命を落としてしまうだろうと夜華やかに助言した。

天君は素錦を呼び出し、なぜ素素をかばったのか問いただした。

「今日の一件くらいではあの者を死罪にできません。少々苦しめる程度なら、罰を与えずともよいかと」
素錦は答えた。

「私の前でこざかしいまねをするな」
天君は素錦に言った。

「私はただ皇太子殿下が巻き添えになることを恐れただけなのです。お願いです。正当な理由で素素を殺す手伝いをさせてください」

「何が望みだ」

「私の願いはたった1つ。あの人間を死なせたら、私を皇太子殿下の側室にしてください」
素錦は三度天君に叩頭し、願いを言った。

「自ら天妃てんひになったのもそれが目的か?」
「はい」
「なるほど。そなたのような者が夜華やかには必要だ。己が何を望みどうすれば得られるか知っておる。よし願いをかなえる」

素錦は目を見開き、天君を見た。

「孫に妃を与えるのはたやすいことだ。私と共寝もしていないし、その若さを無駄にさせられぬ」
「誠なのですね」

「そうだ。願いを聞き届ける」
素錦は再び叩頭した。

「殿下さえもあの者を守りきれない策を考えます」
素錦は決意のこもった目で天君に約束した。

離鏡りけいは7万年前、司音しいんと共に鳳凰と戦った日を思い出し、『あの鳳凰は素素を司音しいんと間違えたのでは?』と考えた。

火麒麟かきりんは、素素は助かったが、禁足を命じられたことを離鏡りけいに報告した。

「誰かが素素の命を狙っている。天宮にいれば死と隣り合わせだ」
離鏡りけいは呟き、出かけていった。

奈奈だいだいは宮女を簡単に信じた自分を責めていた。
素素は何の後ろ盾もない自分のせいで、迷惑をかけたと奈奈だいだいに謝った。

夜華やかと素錦天妃てんひがどんな関係か知ってる?」
素素はためらいながら奈奈だいだいに尋ねた。

「話によると素錦天妃てんひは皇太子殿下の母上に育てられ、お二人は共に育った仲とか」
奈奈だいだいは答えた。

夜華やか一攬芳華いちらんほうかにやってきたが、素素はすでに寝ていた。

素素が目を覚ますと、夜華が素素の寝台に腰掛け眠っていた。
素素が起き上がると、夜華は目を開けた。

夜華やかごめんなさい。みごもってからずっと気持ちが不安定なの」
素素は夜華に謝った。

「そなたは悪くない。俊疾しゅんしつ山にいた時とは違い、天宮は掟が多すぎるのだ。昨日のことは…」
「いいの。あなたを責められない。ずっと考えてた。天君に憎まれるのは、あなたがひそかに私を娶ったからだわ」
素素は夜華の隣に座り、夜華にもたれかかった。

夜華やか、ここであなたと幸せに暮らしたい。2人で俊疾しゅんしつ山にいた頃のように。今夜会いに来てくれる?」
素素は夜華を見ずに聞いた。

「無理だ」
夜華やかは答えた。

「分かってる」
素素は夜華から離れた。
「あなたは皇太子だから政務に励まないとね。私が束縛したら“女は災いのもと”になる。芝居の中でそう言ってたの」

素素が言うと夜華やかは笑った。
「天宮にそんな芝居はない」
夜華やかが言うと、素素も少し笑って俯いた。

「もう行く」
夜華やかは帰っていった。

鳳九は目を覚ました。
『恩返しに来たのに、帝君に迷惑をかけ、仙力まで消耗させた。ここに居続ければ青丘の恥をさらすだけよ』
鳳九は考え、立ち去ろうとした。

しかし体が思うように動かず、九尾紅狐の姿でよろよろと歩き出し、太晨宮の門の前で倒れてしまった。

倒れた狐を東華とうかは太晨宮に連れ帰り、治療を施した。

「“青丘の姫は回復した”と天君に伝えよ」
東華は司命しめいに伝言を託した。

司命しめいは顔をほころばせ、「それはよかった。もう青丘へお帰りに?」と東華に尋ねた。
東華は黙っている。

司命しめいは狐の鳳九が寝ているのを横目で見つけ、立ち去った。

『帝君に抱っこされてうっとりした』
元気を取り戻した鳳九は人の形に戻り、ウキウキしている。

「でもこうやて恩人をだますのはよくないわ」
鳳九は呟き、東華が戻ってくるのを見ると狐の姿になった。

狐の鳳九は東華の膝に頭を乗せ、東華に撫でられた。

離怨りえんが北荒で反乱を起こしたため、離鏡りけいと夜華は天君から話し合いに呼ばれた。

天君は夜華に、北荒の反乱軍に金猊獣がいたことを伝えて…?

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感想

ホウレンソウの重要性に気づかされる回です。

「素錦、信じる、ダメ絶対」ということと、「連宋殿下は味方」ということを伝えておかなかった夜華やかがダメだと思いました。

忙しいのかもしれませんが、10秒あれば伝えられるはず!

視聴者からしたら、これまでに20話見てきて、誰がいい人で誰が関わっちゃいけない人なのか大体分かっています。

でも、素素はいきなり天宮に放り込まれて、監禁されて…。急にたくさんの人の前に連れだされた。

連宋殿下の発言が、奈奈をかばっての発言であることも気づくことができない。

可哀そうです。

「今日の一件くらいではあの者を死罪にできません。少々苦しめる程度なら、罰を与えずともよいかと」「正当な理由で素素を殺す手伝いをさせてください」

これらの素錦の台詞にグッときました。

私は最初見た時、素錦がどの程度悪女なのか分からなかったのですが、このセリフでかなりヤバい奴ということが分かって、そしてちょっとカッコいいと思いました。
言ってみたいセリフです。

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