永遠の桃花~三生三世~第16話 夫婦の約束

第16話 夫婦の約束永遠の桃花

永遠の桃花 第16話 登場人物

夜華天族の皇太子。人間界で傷を負ったところを素素に助けられ、家族に無断で結婚した。
素素青丘の女帝・白浅が記憶・容色・仙力を奪われ人間界で暮らしている姿。
離鏡翼族の王。7万年前兄を監禁し王になった。
臙脂離鏡の妹。
離怨離鏡の兄。
玄女白浅の兄嫁の異母妹。離鏡の妻。天族を裏切った過去を持つ。
素錦7万年前の戦で滅んだ素錦族の生き残り。夜華の両親に養女として育てられた。
天君天族の長。
連宋天君の第三皇子。
鳳九白浅の姪。東華帝君に命を助けられ、恩返しのため太晨宮で侍女をしている。
東華天族の上皇のようなもの。
司命人間の運命を司る神仙。鳳九の協力者。
成玉人間から神仙になった。鳳九の協力者。

永遠の桃花 第16話 あらすじ【ネタバレ無】

臙脂えんじ離怨りえんを助け出した。離怨脱獄の報告を受けた離鏡りけいは、玄女げんじょが兵符を渡したことに気づいた。夜華やか素錦そきんの先祖祭祀に同行中、連宋に留守を頼み、抜け出して人間界に行った。しかし素錦そきん夜華やかを訪ねてきてしまい…?

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永遠の桃花 第16話 あらすじ【ネタバレ有】

臙脂えんじ離怨りえんを見つけ出し「助けに来たのよ」と言って兄に抱きついた。

玄女げんじょ離鏡りけいが眠りから覚めるのを待っていたが、目覚めた離鏡は玄女げんじょのことを見ないまま「この7万年お前はどこにいるんだ」と呟き立ち去ろうとした。

「あの天族の司音しいんをまだ忘れられないのですか」
「天族だから何だ。後宮にいる誰もが司音しいんの足元にも及ばない」
司音しいんが何をしてくれたと?墨淵ぼくえんが死んだ時もあなたの愛を利用し、玉魂ぎょくこんを手に入れようとしたわ」

玄女げんじょ離鏡りけいの背中に叫んだが、離鏡りけいは行ってしまった。

離鏡りけいの所に、臙脂えんじ離怨りえんを逃がしたという報告が入った。
臙脂えんじが兵符を持っていたと聞いた離鏡りけいは、玄女げんじょを問い詰めた。

「必要だと言われて…臙脂えんじがあなたを裏切るなんて思わなかった」
離怨りえんの母は鮫人こうじん族だ。長海ちょうかいに逃げたはず。もし鮫人こうじん族が挙兵したらただでは済まさん」
離鏡りけい玄女げんじょに言った。

離鏡りけいは天宮に知られぬよう、秘密裏に長海ちょうかいへ行き離怨りえんを捕らえろと部下に命じた。

夜華やか連宋れんそうの協力を得て、素錦そきんが首領たちと会っている間に人間界に出かけて行った。
夜華やかの留守を連宋が守っていると、予期せず素錦そきんがやってきた。

夜華やかが行く前に「誰も通すな」と門衛に命じていたため、ひとまずは止められているが素錦そきんは扉の向こうから声をかけてきている。

『返事がなければ疑われるだろう。天君に告げ口されたら何もかも終わりだ』
連宋れんそうは頭を働かせた。

部屋の外では素錦そきんが強行突破しようとしている。
「体の具合が悪いならご様子が見たいわ。…おかしいわね。会わないくとも返事くらいなさるはず」
その時、部屋の明かりが消えた。

「お休みになるようです」
門衛は素錦そきんに告げた。
「殿下のことは誰よりお分かりのはず。話したくない時はひと言も口にされません。明かりを消されたということは“邪魔するな”という意味でしょう」
辛奴しんど素錦そきんに進言すると、素錦そきんは帰っていった。

夜華やかは皇太子だ。部屋に籠もってばかりいては、いずれ気付かれる」
中にいる連宋は頭を悩ませた。

夜華やかは素素と暮らしていた家に戻ったが、夜なのに素素はいなかった。
夜華やかが探すと、素素は森の中で木にもたれかかり眠っていた。
夜華やかを捜し疲れ、眠ってしまったのだろう。

夜華やかに気づいた素素は夜華やかに駆け寄り、泣きながら抱きついた。
「もう半年よ。何も言わずにいきなり姿を消すなんて、命に関わることでも起こったの?」
素素は抱きついたまま夜華やかの耳元で聞いた。

「違う」
「違う?半年もいなかったのにひと言で終わらせる気?」
素素は夜華やかから離れ尋ねた。

「大事な用があった」
「それならそうと言えばいいのに」
「私が悪かった」

「あなたはとてもいい人だわ。でも心の内をすべて話そうとはしない。あなたが分からない」
「たとえそうであっても私を信じてくれ」
素素は頷いた。

「話したくないなら無理強いしない。でも1人で抱え込まれたら、自分が妻だと思えなくなる」
夜華やかは素素の涙の痕をぬぐった。

「また黙ったままよ。本当に無口ね。私が怒らないと なだめてもくれないの?」
「すべて私が悪い」

「あなたって人は。半年ぶりなのに口にするのは“悪かった”だけね。そうよあなたが悪いの。けがはない?」
「この世に私を傷つけられる者はいない」

「嘘つきね。…初めて会った時血まみれで倒れてたもの」
「あの日は例外だ」
二人は家に帰り、一緒に寝台で横になった。

「素素、私は行かなくては」
夜華やか、また行くの?今度はどのくらい?」

「1年か、または2年だ」
「そんなに長く?」
「すまない」
「そばにいてほしいから、私はあなたに嫁いだの。でも幸せは最初の半年だけで長く続かないだなんて」

素素は浮かない顔で、夜華も俯いている。

「いいの。四季が二度巡るだけよ。待ってられるわ」
夜華は素素に銅鏡を渡した。
銅鏡に話しかければ夜華に声が聞こえ、会話することもできる。

「あなたと出会う前は、ここに1人で住み特に何も望まなかった。でも私たちは夫婦になった。あまり私を待たせないで。もし長く待たせたら、あなたに怒るかも」
涙ながらに素素は言い、夜華は頷いた。

「怖いのよ。あなたがどこかで また血まみれで倒れたりしたら?私はどうすればいい?」
「素素、私が何もかも失ってもついてきてくれるか」
夜華は顔を上げ、素素を見た。

「もともとその鉄剣くらいしか持ってないくせに。その鉄剣だって、まき割の他は何の役にも立たないけど私が文句を言った?」
「いいや、すべて受け入れてくれた」
二人は目を閉じ額と額を合わせた。

「待っていてくれ」
夜華やかは煙のように消えた。

目を開いた素素は夜華を捜したが、夜華はいなかった。

夜華が帰ると連宋が待っていた。
「早かったな。夜は長いし幾月かは人間界にいられたはず。素錦そきんを追い返したばかりなのに」
「ここは天族の支族の地。私がいないと知られたら面倒です」

「明日、首領たちに会えば帰れる」
連宋れんそうは言い、夜華は頷いた。

一晩考え、夜華は素素と一緒になる方法を考え連宋に相談した。
それは夜華が死んだことにする という方法だ。

神仙達に夜華が死んだと思わせることができれば、素素は守られ二人一緒に暮らすことができる。
「天君をだますのは難しい」

連宋は言った。

「衆目の中で死んだと見せかければ、天君も疑わないでしょう」
夜華は鮫人こうじん族との戦いで死んだことにする計画を連宋に話した。

「九天を捨てる気か?」
「皇太子であっても素素の夫なのです。皇太子なら私の代わりは他にいます。ここで決断せずもし素素の存在を感づかれたら、天君は素素を許さないでしょう」

「ただの恋ではなく本気のようだな」
「“皇太子の地位”と“素素の命”なら後者を選びます。その前に皇太子の務めを果たすため首領を説得し鮫人こうじん族を倒します。それが皇太子として、天君と天族のための最後の務めです」

夜華が語り終えると、素錦の祭祀も終わった。
夜華と連宋は支族の首領たちと対面した。

首領たちは皇太子自ら出向いたことに満足した様子だ。
祝宴の席上、首領たちは夜華が墨淵に似ていると口々に言った。
首領たちは先の戦いでの墨淵の姿に想いを馳せている。

「皆はかつて墨淵上神に従って戦い、それぞれ戦功を立てた首領だ。世は安泰となり墨淵上神もすでに逝ったが、いま一度世のため立ち上がる気はあるか」
夜華の言葉に首領たちは煮え切らない態度をとった。

「はっきり言おう。私がここに来たのは鮫人こうじん族との戦への出兵を請うため。そして、天族と諸支族との親交を深めるためだ」
「われらも天族の端くれなら もともと親交は深い」

「親交は深くとも心は離れているようだ。…四海しかいでの戦のあと東華帝君は四海八荒しかいはっこう(四方の海と八方の果て)の主の座を天君に譲った。そのことを皆が不満に思ったゆえ直系と支系の間に溝ができたのでは?」

首領たちは「もう昔の話です」「すっかり忘れました」と口々に言った。
夜華は墨淵ぼくえん元神げんしんを犠牲にしたのは衆生のためだったといい、今回も衆生のために参戦してほしいと首領たちに訴えた。

しかし首領たちは消極的な態度を崩さなかった。
夜華は素錦そきんに目配せした。
素錦そきんは立ち上がり首領たちの前で話し始めた。

「皆さん、どうぞお忘れなきよう。私の父と一族の者は天族と世を守るため望んで命を賭しました。どうかお願いです。遺恨を捨てて殿下と力を合わせてください。世のために立ち上がり父の霊を慰めてください」
素錦が訴えると、首領たちは夜華に従うことを約束してくれた。

夜華は自分が先鋒となり、半月以内に鮫人こうじん族を服従させたいと話し、首領たちと酒を飲んだ。
首領は夜華に、鮫人こうじん族が増長した理由を話した。

長海ちょうかい水君すいくんが臆病で制圧できていない。
ここ数万年長海ちょうかい水君すいくんが頼みとしてきたのは崑崙虚こんろんきょの弟子疊風ちょうほうだった。
疊風ちょうほうは西海水君の王子だが、師匠と弟弟子を捜しながら長海ちょうかいに危機があると鮫人こうじん族と戦ってきたそうだ。

長海ちょうかい水君すいくんは安泰のため鮫人こうじん族の首領に娘を嫁がせる予定だ。
もし夜華達が出兵した後、長海ちょうかい水君すいくん鮫人こうじん族の肩を持つと夜華達が悪役になってしまう。
首領は夜華に、疊風ちょうほうを補佐役にしてはどうかと進言した。

夜華はまず長海ちょうかい水君すいくんと会ってみることにした。

素素が銅鏡に話しかけると、夜華が応答した。
夜華も銅鏡を持っている。

「特に用はないけど、戻ったら何が食べたいか聞こうと思って」
素素は強がった。
「本音を見せてくれ」
夜華は言ったが、素素は小鳥と遊んで夜華の言葉を無視した。

言い争いたくないからだ。

「私はもっと言い争いたい」
「どうして?」
「そうすればもっと声が聞けるから」

「夜華、今日ふと考えたことを相談していい?…思ったの。もしも子がいたらあなたが不在でも耐えられると。でも子が嫌いだと困るからまずは相談しようと思って」
「男女どちらがいい。私が戻ったら聞かせてくれ」
二人とも笑顔になった。

天宮に戻った夜華やかは天君に呼ばれ、成果を聞かれた。
夜華は長海ちょうかいに出向き、長海ちょうかい水君すいくん鮫人こうじん族への態度と鮫人こうじん族の挙動を自ら確認したいと話した。
天君は戦を急ぎすぎていると言った。

「敵の不意をつくことこそ勝利の鍵です」
夜華は天君に進言した。
「よかろう」
天君は長海ちょうかい行きを許可した。

鮫人こうじん族は長年患ってきた しつこい病のようなもの。ゆえに焦ってはならぬ」
天君は夜華に言った。
夜華は身分を隠し、秘密裏に向かう計画を天君に話した。

長海ちょうかいはわれらの属地であり鮫人こうじん族はその属地を侵しています。私は長海ちょうかいへ行き、長海ちょうかい水君すいくん鮫人こうじん族を決裂させるつもりです。水君すいくんがわれらに派兵を請えば戦う名目ができます」

「もしみだりに出兵すれば各地の水君すいくんに誤解される。“鮫人こうじん族を口実に実権を奪い返す気だ”とな。…よし、その策を進めよ」
天君は夜華に命じた。

鳳九ほうきゅうが果物を抱え、食べながら千鳥足で歩いていると、東華とうかがやってきた。
東華とうか司命しめいを捜しているようだ。
鳳九ほうきゅうはひどく酔っている。

東華とうかは果物をだれにもらったのか尋ねた。

成玉せいぎょく元君だったかも」
「そんなものを食べるとは」
東華とうかはあきれている。

鳳九は東華とうかに近づき、「帝君もどうぞ」と果物の乗った籠を差し出した。
東華は受け取らなかった。

「帝君、実を言うと…帝君が好きです」
鳳九ほうきゅう東華とうかに抱きついた。
「とっても好きなんです」

鳳九は頬をすりすりさせている。

「言わなくてもいい。分かっている」
東華は鳳九を離れさせた。

「私は…太晨宮たいしんきゅうの景色は美しいと聞いてました。だけど太晨宮に住んでるのに見たことありません」
司命しめいと見に行けばよい。私のような年寄りの相手は無用だ」

「年寄りじゃないです」
「私はそなたの祖父の若い頃さえ知っている」

「私が年下なのがいやなんですか?」
「もうよい。そこを動くな。侍女に太晨宮へ送らせる」
「あそこに戻るとまた織越しょくえつさんに叱られる」
「叱られる?」
鳳九は頷いた。

二人の様子を成玉せいぎょく司命しめいは遠くから見ていた。
「行こう。私たちの出番はないわ」
成玉せいぎょく司命しめいに言った。

「なぜです」
「人間の運命を司るくせになぜ分からないの。あの酩酊状態を見てよ。本音を語る様子がとてもかわいいでしょ?帝君のような年寄りでも胸がときめくはず」

連宋れんそう殿下もあの果物で落としたんですね?」
「あんな遊び人の話はやめて」
「わかりました」

東華とうか太晨宮たいしんきゅうまで鳳九を抱きかかえて運んだ…。

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感想

視聴者的には全く心配していなかったのですが、素素は夜華やかがどこかでまた血まみれで倒れてしまうのではと心配しているようです。

素素の気持ちになれば確かに!と理解できるのですが、すごく笑ってしまいました。

苦肉の計があだとなってます 笑

好きあって結婚した新婚のだんなさんが半年とか数年とか頻繁に家を空けるのはかわいそうです。
もしかして熟年夫婦になれば嬉しくなるのでしょうか?

亭主元気で留守がいいと言いますが、新婚だと話は違うと思いました。

白浅には別名に司音と素素がありますが、私は素素がいちばん好きです。

白浅は、ばいじぇん と聞こえます(中国語未履修)。

司音は あーいん  

素素は そ・そ 丁寧に「そ」を一語ずつ発音しているように聞こえます。

何というか、中国語での発音が一番好きなのが素素でした。

今、ブログを書くためにドラマを見返しているのですが、中盤以降の面白さが加速しておりまして、ブログ書かずに次を見てしまっています。

そしてまた次の話を見てしまい、次も次もと…面白すぎて困っています!

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